鶴尾山城
鶴尾山城([郡上八幡城 周辺城郭])
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鶴尾山城の口コミ情報
2023年03月26日 青コアラ美濃守
戦国時代に遠藤盛数によって築かれた山城で、盛数が郡上八幡城を築いて移った後は八幡城の支城として機能しました。苅安城・林廣院城・鶴尾城などとも呼ばれているようです。
林廣院というお寺の裏山が城跡で、主郭から三方に伸びる尾根上に段曲輪や堀切を配し、尾根間には畝状竪堀群も備えた郡上でも屈指の山城であったようです。しかし東海北陸自動車道のインターチェンジの建設により、城域のほとんどが消滅。現在見られる遺構は残されたごく僅かな部分のみです。
林廣院の駐車場から登った所にある福徳天神生成の裏から散策道が伸びています。(ここにある説明板に、城の事も少し触れてあります)
金網に沿って歩いた後、橋で高速道路を渡りますが、この高速道路上がまさに城の主要部です。橋を渡った先は階段を登って行くだけですが、誰も訪れる人がいないのか、草木で道の大部分が隠れていて冬でも難儀します。
登り切ると4段ぐらいに整地された地形が現れます。一番上の三角点がある所が本来の曲輪の高さで、ここが主郭北東の曲輪の北端の部分です。残ったのはこことその奥の小曲輪のみ。三角点から高速道路側は全て破壊された部分で、城兵を弔う供養塔が建てられています。