釜屋大洞城
釜屋大洞城([明知城 周辺城郭])
明知城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「釜屋大洞城」の地図・口コミがご覧頂けます。
※「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。
釜屋大洞城の口コミ情報
2024年03月24日 RED副将軍
小規模ながら技巧的な縄張りの近年発見された山城🏯
オススメ度 ★★★★⭐︎
築城年代や築城主等の詳細不詳。
1575年に武田勝頼が明知城を攻略した際に築いたとも、在地土豪の詰め城として築かれたとも考えられています。
縄張りからは戦国時代後期のもので間違いないと思われます。
見所
鶴岡山の北西に伸びる尾根頂部に築かれています。
標高665mの尾根頂部に主郭を置き、北側に階段状に四段の段郭を配し、北東尾根には街道の監視目的と考えられる出丸があります。
城域西側には南北に通路が設けられ、三カ所に門跡とされる礎石があり、櫓台状の張り出しも認められます。
主郭南側は二条の堀切で遮断されていますが、北側の堀底は通路としても利用または木橋が架かっていた様で、主郭南東の枡形虎口と城域西側の通路に連結しています。南側の堀切は東側へ弓型に横堀として伸びています。
行き方は、城域南側に林道が通っており登り口の案内板が立っています。路肩駐車をして約800m進めば辿り着きます。尾根伝いに登りもありません。
2020年に発見された山城です。それまで未発見だったとは思えないくらい立派な山城です。
2022年10月18日 とんかつおやじND
高田 徹さんの研究ノート「岐阜県恵那市山岡町釜屋所在の新発見城郭」にて発表
(恵那市の新発見城館跡 明知城周辺調査事業.恵那市城館跡分布調査報告書1)
にて報告された城址となります。
鶴岡山の北西側斜面に伸びる尾根の一つの頂部に選地する。近世に釜屋、原から鶴岡山を越えて明知に向かう主要な道は、釜屋神明神社前-野志、原札ノ辻―大船、原金毘羅神社前―吉良見の3本があり、他にも尾根ごとに里道が通っていた。城跡の尾根にも釜屋大洞から大船・野志への里道が通る。
曲輪、堀切、竪堀が残る