小原城
小原城([久々利城 周辺城郭])
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小原城の口コミ情報
2020年12月28日 とんかつおやじND
この城は、小原集落の中央部に位置する白山神社の奥山一帯を利用し、戦国時代に構築された山城で、石組みによる構造物(石塁など)の使用が見られない古い形式の城址と伝えられている。
中央部ある標高二九七メートルの主郭の地(本丸跡)を中心に、周囲に約二〇〇メートルの規模で構築されており、構造は小規模ながらも竪堀を多用する特徴をもつ山城であった。
主郭が三段程からなる平坦地によって形成されており、その南端の一段高くなった場所には櫓台、東南部には出丸、西南方には大手筋(虎口)の防御の構え(空堀や土塁など)がなされている。
小原城主とされる小倉織部については、詳細は定かではないが、天分二十一年(1552)、御嵩城主であった小栗信濃守とともに土岐郡の高山城を攻めたときに、最終的には武田晴信(信玄)の幕下に属したと「濃州小里記」に記されている。
また、この小原集落を含む周辺の謡坂・西洞地区では、キリシタン信仰にまつわる様々な遺物が発見されており、いつの時代から始まったかは定かではないが、この地が密かにキリシタン信仰をしていた
「隠れキリシタンの里」であったようで、城主小倉氏一族がこれに深く関わったとも言われている。
小原城址 御嵩町観光協会 看板より
小技の効いたテクニカルな遺構がみられます。