長塚古墳

長塚古墳([明智長山城  寺社・史跡])

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長塚古墳の口コミ情報

2023年11月15日 ▷☾◁猫耳萌え▷☽◁


前方後円墳
三世紀後半から七世紀に至る古墳時代、全国で膨大な数の古墳が築かれました。その中で目を見張る規模であり続けたのが、首長墓とされる前方後円墳です。特に古墳時代の前半では、首長墓の隔絶性が歴然としています。その分布状況からは、美濃地方の中に大小の領域をいくつか推定することもできます。その一つが、可児を中心とする木曽川中流域左岸の地域です。

前波の三ツ塚
この「可児地域」では、前波(可児市中恵土)と伏見(御嵩町)にいくつもの首長墓が確認できます。ここ前波地区に立地する三基の大型古墳は、総称して「前波の三ツ塚」と呼ばれ、古墳時代前期(四世紀)の中で、西寺山古墳(前方後方墳)→野中古墳(前方後円墳)→長塚古墳(前方後円墳)の順に築造されたと考えられます。東濃地方を中心として活動した首長の基盤が、当所付近にあったことがうかがえます。

長塚古墳
長塚古墳は、前波の三ツ塚の長塚で最も大きな古墳であり、加茂郡以東、東濃地方では最大の古墳です。昭和三十五年と六十一年の測量調査、平成七~九年の発掘調査等により、その概要が判明し、古墳時代前期後半(四世紀後半)に造られた二段築成の前方後円墳と分かりました。また、葺石や埴輪は見つかっておらず、周囲には周濠が巡りますが、深く水をたたえるものではなかったと思われます。

埋葬施設
後円部と前方部では、それぞれ一つずつの埋葬施設があります。後円部には、羽子板形の墓壙の中に木棺を包みこんだ粘土槨(長さ7.4㍍)があり、粘土槨の表面は堅杵のようなもので突き固められていました。中の様子は未調査です。前方部にある埋葬施設も長さ7.1㍍と長大で、その中に割竹形もしくは舟底形の木棺が直葬されていたようです。棺床には赤色顔料が撒かれており、棺内から捩文鏡一面、石訓、管玉、ガラス玉などが多数出土しました。

墳丘長 約72.0㍍・後円部径 38.4㍍
後円部高 6.9㍍・くびれ幅 18.5㍍
前方部長 35.8㍍・前方部幅 28.5㍍
前方部高 4.7㍍・周濠を含む主軸長 約115㍍
可児市教育委員会

説明板より。

岐阜県南部では、昼飯大塚古墳の次くらいの大きさの前方後円墳。赤色立体地図で見ると綺麗な鍵穴型。

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