杉洞1号墳
杉洞1号墳([堂洞城 寺社・史跡])
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杉洞1号墳の口コミ情報
2025年08月04日 猫耳**⊿▽△☆萌え
富加町郷土資料館の南側の林の中にあり、2017年に確認調査が行われた。
墳長約30㍍、後円部の直径約18㍍の前方後円墳で、後円部の中央が後世の土取りのため大きく抉られている。発掘調査の際、前方部前面のトレンチから弥生時代末期の「高杯」が足の部分を壊した上で伏せた状態で出土した。夕田茶臼山古墳でも同様のものが発掘されていることから、夕田茶臼山古墳と同時期に築造された可能性が高く、三世紀前半の築造と推定されている。尚、墳丘の下から古墳築造の際に廃棄された弥生時代の住居跡なども発見されている。
後円部墳丘が土取りのために抉られているが、墓壙は破壊されず残っている可能性が高く、埋葬施設は木棺直葬と推定されている。
杉洞1号墳より西に100㍍程の斜面中腹に、杉洞2号墳(墳丘形状不明)が存在する。
郷土資料館の方に古墳について伺うと、現在発掘調査を行っていると言われたので、古墳の方に近づくとトレンチが掘られていると思われる場所にブルーシートが被せれていました。