稲葉石見守正休公屋敷(青野城)

稲葉石見守正休公屋敷(青野城)([御茶屋屋敷  周辺城郭])

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稲葉石見守正休公屋敷(青野城)の口コミ情報

2023年11月09日 猫耳萌え✡可児


稲葉石見守正休公は、関ヶ原合戦に功績のあった正成の孫で、寛永十七年 美濃国青野村に生る。
明暦二年 父正吉の跡を継ぎ、徳川五代将軍 綱吉に仕え、従五位下石見守に叙され累進して若年寄となり、一万二千石を領有す。貞享元年(1684)時の、大老 堀田正俊はかねて専横の振舞多く奢侈遊楽に耽り且つ石見守の奥方を妬み彼を陥入れんとして、公儀にざん言するなどに堪えかねた正休公は、ついに意を決し仝年八月二十八日 江戸城内で正俊を「天下の為なり」と叫んで刺殺、已も亦大久保忠朝等によって斬殺さる。時に石見守 四十五才であった。
これにより、稲葉家は断絶したが、その屋敷跡は青野城と呼ばれ此の附近一帯に在り、大正初期迄は周囲に堀を巡らしたまゝ本丸の字名と共に静かに往時をしのばせていた。
今回、石見守が残したと謂はれる東浦溜池が廃され、大垣市営「青野霊園」が建設されるを記念し、石見守の遺徳を偲んで此の碑を建立す。

大垣市青野町自治会
石碑裏面の碑文より。

石碑の裏側には、供養塔かな?があります。
石碑周囲は、田畑となり屋敷跡の面影は無い。

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