烏江城
烏江城([福束城 周辺城郭])
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烏江城の口コミ情報
2023年01月28日 前田利家猫耳メイド萌
『日本城郭全集7』によると、近鉄烏江駅の南側一帯にかけて「烏江城」という、城があったとさせる。
寛永三年(1626)に、善正寺の住職 鈴音が、烏江城の絵を描いた際、『この絵図は濃州多芸郡石津庄烏江城にまつわる伝記、ならびに『古老物語』を参考に録したもので、浅井備前守長政が領して、当城を守らせ交代の武士を置いたのだが、後に織田信長に滅ぼされた。』と記している。
養老町教育委員会の『養老町の歴史文化資源』では、杭瀬川と牧田川の合流地点北、現在の牧田川の中心地の川敷内に砦程度ではあるが、烏江城があったと伝えられている。善正寺文書によれば、文明四年(1472)の頃は、吹原久内左衛門重時善正が城主であった。善正寺住職 吹原竜二氏の先祖にあたる。
この辺りには、吹原家が代々庄屋を務めた、周囲に堀をめぐらせた大邸宅あったとされ、牧田川の改修により、その屋敷も現在は無くなっているが、烏江城の跡地を利用して庄屋の屋敷となったのかもしれない。