西山4号墳
西山4号墳([岐阜城 寺社・史跡])
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西山4号墳の口コミ情報
2020年08月27日 とんかつおやじND
西山4号墳は、百々ケ峰の南麓にあり、古墳時代後期の群集墳中のひとつである。
この古墳は直径およそ16mの円墳で、墳丘頂部がかなり削られているため、もとの高さは不明である。現在の高さは、石室入口の底面から6.4mである。
墳丘は現地形をさほど変えずにら造られ、墳丘の南半分(石室の入口方向)は二段になっており、表面には葺石と呼ばれる石が石垣のように張り付けてある。後期の古墳は、年代が新しくなるにしたがって、段々葺石など外部施設が簡略化される傾向にあるが、この古墳は念入りに築造されている。
内服構造は後期の古墳によく見られる横穴式石室で、玄室(遺体を安置する場所 全長5.2m)からなる。通常の横穴式石室は、羨道・玄室の床面が水平であるのに対し、この古墳は三段の床面傾斜をもつ特殊構造となっている。
この古墳は、出土遺物(須恵器、鉄製品、金環など)から7世紀に築造されたと考えられる。
岐阜市教育委員会の資料より
古墳から眺めた岐阜城