崇福寺
崇福寺([岐阜城 寺社・史跡])
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崇福寺の口コミ情報
2021年09月01日 イオ左衛門佐
織田信長の菩提寺で、本堂裏の廟所には信長・信忠父子の野位牌と位牌堂があります。
本堂内には信長の書状や肖像画、櫓時計、清洲城の鯱瓦などゆかりの品が展示され、本堂の天井は関ケ原の戦いの前哨戦で落城した岐阜城の血染めの床板を張ったもので血天井と呼ばれています。展示品の中でも、独断での伊賀攻めに失敗した信雄を叱責する信長の書状は、以前に伊賀の城をめぐった際にその存在を承知していましたので、原本を目にできて感慨深いものがありました。また、信長愛用と伝わる櫓時計は、実際には江戸期作の可能性が高いものの、写真でよく見かけるものだけに、展示されているのを見たときは、思わず「おお…」と声が出てしまいました。その他、土岐頼高(頼芸の孫)による土岐鷹の画などもあり、拝観料大人200円は安すぎるくらいです。
境内には幼少期に小僧として崇福寺で修業していた稲葉一鉄が寄贈した梵鐘(現在のは戦後に再々鋳されたもの)があり、歴史を見ても、三世住職を務めた快川紹喜が武田信玄に請われて恵林寺の住職となり、武田氏の滅亡に際しては織田信忠に攻められて「心頭滅却すれば火自ずから涼し」の言葉を遺して火定するなど、数奇な歴史の巡り合わせを感じられる寺院で、無料駐車場(10数台)もありますし、歴史好きなら訪れる価値は大いに有りです。
2020年05月23日 VTR美濃守シゲ名城オフ会
織田信長 信忠親子の野位牌が安置してあります、又、関白一条兼良寄進の土塀、門、
稲葉一鉄(良道)寄進の梵鐘(作り替えあり)
も有ります