南外山遺跡

南外山遺跡([溝口城  寺社・史跡])

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南外山遺跡の口コミ情報

2025年01月26日 猫耳◇□◁△▷▽⊿萌


南外山遺跡は平成元年度に行った遺跡詳細分布調査で発見された遺跡で、地表面の観察から、鎌倉・室町時代の土器の破片などが確認され、中世の集落跡と考えられていました。
小牧南土地区画整理事業等に伴い、遺跡を記録保存するために実施した調査により、縄文時代から、弥生時代、古墳時代、奈良・平安時代(古代)、鎌倉・室町時代(中世)にわたる遺構・遺物が出土し、このあたりが、大昔から人々の生活が営まれてきた歴史ある土地であることが明らかになりました。
公園の周辺は、弥生時代から古墳時代では、複数の方形周溝墓が確認され、集落と異なる墓域や祭祀域であったこと、古代では、比較的大規模な建造物(掘立柱建物)が立ち並び、寺院や役所のような性格を持つ土地であったこと、中世は堀や井戸・敷地の区画溝などが見つかり、公園北に位置する八幡社にあったとされる南外山城に隣接する集落として利用されたと考えられます。

南外山の弥生・古墳時代
〜方形周溝墓の時代〜 300BC頃〜600末頃
弥生時代中期から古墳時代初頭にかけて、当時の有力者の墓と考えられる方形の墳墓(方形周溝墓)から高杯、壺、器台など多数の土器が出土しました。

南外山の奈良・平安時代
〜地方官庁の時代〜 710年〜1185年
複数の大型の建物跡が確認され、須恵器や、灰釉陶器・緑釉陶器などが出土しました。墨書のある土器片や律令時代の祭祀に用いられる土師質の土馬の頭部が出土したことから、寺院や官衙など都の文化の影響を強く受けた人々が使用した建物群と考えられます。

南外山の鎌倉・室町時代
〜南外山城の時代〜 1185年〜1573年
南外山城の堀の可能性がある、幅約5㍍、深さ約2㍍の大溝が見つかりました。
溝や井戸などから中世陶器や、輸入陶器である青磁・白磁のほか、桶や椀、下駄などの木製品が良好な状態で出土しました。

公園内には調査の成果を元にした、南外山城の堀跡の復元イメージを一部表現しています。(原位置ではありません。)
案内看板より。

公園内の何処らへんに南外山城の堀跡がイメージされているのだろうか?謎です?

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