塞ノ神城
塞ノ神城([古宮城 周辺城郭])
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塞ノ神城の口コミ情報
2024年11月12日 RED副将軍
武田氏との和睦で奥平氏が築いた砦城🏯
オススメ度 ★★★★⭐︎
築城年代等の詳細不詳。史料に残らず来歴不明です。
奥平氏の居城である亀山城の支城と云われますが、古くは奥平氏が作手に来往する以前の奈良時代に三河三大長者のひとりである米福長者に築かれたともされますが定かではありません。
また、1572年の奥平氏と武田氏の和睦に際して文珠山城と共に改修されたとも推測されています。
見所
古宮城の西側背後にある標高628mの本城山に築かれています。
東には武田氏の拠点である古宮城、南西の尾根続きには奥平氏が築いたとされる文殊山城があり、それぞれ連携した縄張りであることから奥平氏と武田氏の和睦後の改修と考えられます。
山頂に土塁が巡る主郭を配し、南と東に虎口が開口。南の虎口はスロープ状で南西下の土塁囲み小郭を経て土橋の付いた堀切に繋がります。
東の虎口は東尾根へと繋がり、主郭東下にも土塁囲みの小郭があります。
主郭から南西の尾根に二郭があり、二郭から南と西へ伸びる尾根はそれぞれ堀切で遮断。
主郭南下の山腹には大規模な竪堀があり、その東下に井戸跡が残ります。
小規模ながらなかなか楽しめる山城ですので古宮城に訪城の際は文珠山城とセットで訪れてくださいませ。
2020年12月08日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
愛知県の新城市にある塞之神城 ♪古宮城と向かい合う形で立地します♪別名を本城山砦と呼ばれます♪
武田信玄と和睦した奥平氏が文殊山城と共に築いたとされる線と奈良時代に三河三大長者の1人で作手郷開拓の祖といわれる米福長者によって築かれたとする線があります☆
武田方の拠点として築かれた古宮城と連携して作手往還を防衛する出城として使用された事は間違いは無いと思うのですが、城の造りからは武田氏の手は入っていないのでは❓と感じました☆何らかの形で使用はしたと思われますが、古宮城と言う抜群の城塞がある以上は元々あった、塞之神城を詰め❓としてほぼそのまま利用したのかな❓
2020年06月18日 陸奥守たろす
【塞之神城】
先達様も口コミされておりますが、追記としてこちらも先達様が設定したリア攻めマップに口コミさせて頂きます。
塞之神城は元亀年間(1570~1573)に武田氏と奥平氏が和睦の証として武田氏が築いたとも、それ以前に米福長者(三河三大長者で作手に在住)によって築かれたとも伝わる。
古宮城を見下ろす位置に築かれており、古宮城の背後を抑えるべくセットで築かれた可能性があるとのこと。
前述の武田・奥平の合議で築かれた奥平方の文殊山城とは尾根続きで30分もかからない位置あり、そこに城を築きあうことにやや理解に苦しむところであるが、確かに文殊山城側の城域西側は堀切などで防御力を高めている。
いずれにせよ、コンパクトなお城であるが随所に見ごたえのある良い山城です。