鳶ヶ巣山砦

鳶ヶ巣山砦([長篠城  周辺城郭])

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鳶ヶ巣山砦の口コミ情報

2024年03月21日 RED副将軍


長篠の戦いにおける重要拠点⚔

オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎

1575年、長篠の戦いにおいて武田勝頼により築かれた陣城のひとつ。
武田勝頼は長篠城を取り囲み、鳶ヶ巣山を中心に姥ヶ懷砦、君ヶ臥床砦、鳶ヶ巣山砦、中山砦、久間山砦の5ヵ所の砦を築き、鳶ヶ巣山砦には武田信実・小見山信近が陣を布きました。
織田信長と徳川家康の連合軍が援軍として到着すると、武田勝頼は設楽ヶ原へと戦場を移します。
両軍合わせて5万を超える兵が対峙し膠着していたところを、徳川家康の重臣である酒井忠次の別働隊が背後から奇襲をかけて鳶ヶ巣山砦を落とします。
これにより長篠城の包囲網が崩れ、酒井忠次らは長篠城の籠城兵と合流。さらに設楽原の武田勝頼軍の背後を狙います。
設楽原の武田勢は挟み撃ちを恐れ、織田信長・徳川家康連合軍が築いた馬防柵に向けて攻撃を開始。武田勝頼軍は馬防柵と鉄砲隊を前に苦戦し、10時間の激闘の末に退却を余儀なくされました。

見所
宇連川を挟んだ対岸にある鳶ヶ巣山の尾根先端に築かれています。山上からは長篠城内の様子が丸見えとなる長篠城の弱点です。
案内板と金比羅宮があり一帯が削平されています。
尾根を降ると竪堀らしき溝と段郭が連なります。
尾根先からは長篠城一帯が一望できます。

行き方は、山上まで林道が通っており車で登ることが出来ます。

2023年06月18日 【国替準備】国府左京大夫城介


長篠城を抑えるために築いた五砦の中核

【歴史】
天正3年(1575)5月に、武田勝頼が長篠城を包囲した際に、長篠城を監視する目的で、鳶ヶ巣山砦を中心に、中山砦・久間砦・姥ヶ懐砦・君ヶ伏床砦(いわゆる武田五砦)を築いた。鳶ヶ巣山砦には、勝頼の叔父である河窪(武田)信実とその家臣小見山信近が約一千の兵を率いて守備していた。

同年5月21日早朝に、酒井忠次率いる四千の別動隊の奇襲を受け、他の砦と連携が取れない状態で防戦することとなった。守備兵は酒井軍を四度押し返すも、最後は力尽き、信実以下将兵悉く戦死した。五砦を落とした酒井忠次ら別動隊は、長篠城の奥平勢と合流し、武田軍の背後を脅かすこととなり、そして設楽原の戦いが幕を開けることとなった。

【遺構】
長篠城とは豊川を挟んで、東に約650mに位置する鳶ヶ巣山(標高150m)に築かれた。中心部には、石碑や、設楽原の戦いの頃から生えていた「天正の杉」の枯れ木がある。曲輪や土塁らしき跡もあるが、往時のものかは不明。

【感想】
中心部はあまり眺望はよくないですが、その手前の見晴台からは、長篠城内をよく見下ろすことができます。正に、長篠城を監視するための砦であることがよく分かります。遺構自体は往時のものか、後世の畑の跡かは不明ですが、土塁や切岸、腰曲輪らしきものを見受けることができます。

【アクセス】
登城口は二か所あり、西側と東側があり、車の場合は東側から登れば、中心部は近い。長篠城から西側登城口までは、自転車で8分。そこから中心部までは、徒歩10~15分。

【写真】
①説明版
②見晴台から長篠城を望む
③見晴台がある平場
④天正の杉
⑤戦没将士之墓
⑥土塁
⑦中心部の郭
⑧切岸

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