丸根城

丸根城([挙母城  周辺城郭])

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丸根城の口コミ情報

2026年07月14日 征夷大将軍たろす


【丸根城】

【所在地】
◆愛知県豊田市野見町

【歴史】
◆城主および築城年代は確実な資料に恵まれず、よくわかっていない。
『東照軍艦』には永禄4年(1561)に「丸根丿城」の記事が記載される。
『三河国二葉松』には「午野村古屋敷」の城主が高橋蔵人であるとし、『三河国西加茂郡誌』などはこれが丸根城に相当すると考えている。
 また、岡崎市大樹寺所蔵の文亀元年(1501)8月16日作成の連判状の筆頭にみえる「丸根美作守家勝」を丸根城に関連する人物と推測する説もある。
 高田徹は『姫陽秘鑑』酒井重忠条で「三州乃境丸子の城」の記述を取り上げ、これが丸根城を指す可能性を指摘した。
 このようにさまざまな推測がある反面、決定的な資料はない現在、ここで丸根城の城主を判断することは難しいといえる。
 丸根城の縄張は、その計画的な構造から見て一時期に一気に構築された遺構と考えられる。
 孤状塁線を持つ北曲輪の構築時期は、類例から想定すると16世紀後半以降と位置づけるのが自然である。
 また、北曲輪は丘陵側の防御を堅固にした施設であるが、それ以上は遺構が展開せず、一方の矢作川側は不明な点が多いものの丁寧な普請が施されている。
 主郭内にある土塁で囲まれた区画は川よりも奥に所在することなども考え併せると、矢作川に対する意識が強いと言える。
 このような状況から、高田が主張する、天正11年(1583)頃に徳川家康領の支城として、酒井重忠らが矢作川流域を守備した可能性を支持したい。
 しかし、謎は未だに深いといえよう。
〈『愛知の山城ベスト50を歩く』愛知中世城郭研究会・中井均 編より〉

【遺構概要】
◆丸根城は、矢作川が豊田の市街地を抜けて最も川幅が狭くなる通称「鵜の首」の東岸にあり、台地の先端に位置している。
 城の北側は台地に続く地形であるため、大きく空堀が巡らされている。
南側は小さな谷地形をそのまま利用した自然の堀となっている。
 城の大きさは18,000㎡、北、西、東の三方に空堀を巡らしている。
主郭は、大きさ4,950㎡ のほぼ長方形でかつては館跡を思わせるコの字形の土塁の痕跡があった。現在、その形に植栽を施し、形だけ復元している。北西隅には井戸跡をふさいで山の神をまつった祠がある。
 主郭の東側には半円形の北曲輪がある。北曲輪は幅10m、 深さ6mの深い堀に取り囲まれており、台地と城を分断している。
 主郭と北曲輪の間は幅5m、深さ4mに掘り割られ、この中は通路になっている。
 また、城の南東、南西側の部分は後世の削平である可能もあり、現状では城の遺構か否か判断が難しい。
 堀と谷を巧みに使った堅固な構えの城は、矢作川の要地ににらみをきかせていた。
〈豊田市教育委員会 現地案内板より〉

【散策写真】
◆駐車場の眼前にこの城の目玉と言える丸馬出に類似した北曲輪の空堀が見られる〈写真①②〉
◆主郭方面への土橋右手には主郭北西面に施された空堀〈写真③〉
◆主郭方面への土橋左手には主郭と北曲輪を隔てる空堀〈写真④〉
◆主郭は東西75m、南北55mの広さを誇る〈写真⑤〉
◆主郭南西から南東にかけては削平により一部が滅失し竹藪化しているが、腰曲輪状の平坦部や明らかに切岸と見られる斜面も見られる〈写真⑥〉
◆主郭虎口付近にある案内板〈写真⑦〉
◆この口コミ以外にもフォトギャラリーに写真投稿してますのでご参考に♪

【散策所要時間】
◆駐車場目前物件で、30分程度で散策できます。

【アクセス】
◆車:GoogleMapさん利用の場合は「丸根城址公園駐車場」を設定してください。15台程駐車できる広い駐車場〈写真⑧〉に案内してくれます。
東海環状道豊田松平ICからは5分程度です。
◆公共交通機関:名古屋鉄道三河線「上挙母駅」下車、徒歩35分程、「豊田市駅」からはコミュニティバスもあるようです。

【総評】
◆駐車場目前に丸根城最大の見処とも言える丸馬出を彷彿させる半円形の北曲輪空堀がお目見え♪
 城址公園として整備されていますので比較的お手軽に散策できます。とは言え城内は未舗装ですし、登城時は散策路が荒れていましたし(猪が掘り起こした?)、曲輪周囲をくまなく散策するのであれば、足元が汚れても良いような準備はしておくと良いです。
 丸馬出や三日月堀のような遺構を見ると何故か心が沸き立ちますよね〜。それだけでも満足できるお城です。

2023年03月29日 竪堀ころりん


お城と桜が楽しめる穴場スポット。松平氏一族のものとされるお城で、空堀が素晴らしかったです。

2022年06月29日 三河守フロクニ
古間瀬城から2km程の川沿いの城。城の北東部に駐車場が有りその近くに城名碑が有る。堀や曲輪がしっかり残っていて見応えが有る。

2020年05月04日 OROKA中務卿


丸根城は公園になっているので、駐車場もあります。周りは住宅街ですが道をウネウネしていると自然とたどり着くでしょう。川から一気に上がった丘陵の先端に築かれているので、攻めるつもりで公園を目指してください。

さて、公園とバカにするなかれ。空堀とクッキリした切岸をもつ郭、何より上から狙われ放題な郭間の堀底道を進む攻め手のスリルと、どう迎撃するか守り手の考えが分かりやすすぎる縄張りが魅力です。

駐車場から登りなし、中世の城の妙を手軽に味わいに行くにはオススメの城です。

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