根崎陣屋
根崎陣屋([羽城 周辺城郭])
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根崎陣屋の口コミ情報
2025年10月09日 尾張守たまきち
慶安4年(1651年)、根崎村が東端村から独立した時に築かれた陣屋。当時の領主は松平正綱で、島原の乱で活躍した知恵伊豆こと、松平信綱の養父。正綱は小牧陣屋(現・吉良町)を本拠として幡豆郡で三十六ヵ村、碧海郡で七ヵ村を領していましたが、根崎村が独立したので、これを加えた碧海郡八ヵ村を管理するために、この地に陣屋を築いた。
現在は地元で遺跡の丘と呼ばれ、小牧長久手の戦いで池田恒興を討ち取った永井直勝の側室:由利姫の祠がありました。東端城の城主:永井直勝の妻・由利姫は、故あって東端城から船で実家へ送り返される途中、この地に一人上陸し、幼い我が子を思いながら自害したと伝えられている。姫の死を知った根崎の村人たちは、姫を哀れみ、塚を築いてその霊を弔い、『百合姫講』をつくり、四百年途絶えることなく姫の命日(七月七日)に追善供養を続けています。由利姫は、江戸時代にこの地を治めた大河内松平の祖『松平正綱』の姉にあたる人物です。









