誓願寺
誓願寺([桜井城 周辺城郭])
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誓願寺の口コミ情報
2021年01月31日 しんこう
【指定史跡】市指定文化財(真宗墓碑)
【遺構】掘、土塁
【歴史】初めは義峯大徳による天台宗の寺院でしたが、応仁二年(1468年)に浄土真宗に転じ、現在に至ります。内藤氏の菩提寺として清長、重清が葬られています。
この一帯は応仁の乱世に内藤氏が三河に下りこの姫の地に居館を構えたと伝えられています。
現在でもこの姫の地名が残っていて、誓願寺の説明板によると、「大化五年(649年)孝徳天皇皇女綾姫様が当地に漂着され、里人に迎えられてこの地に宮を築きて住み給う」とあり、この伝承に由来していると思われます。
また、東町屋敷という地名もあり、往時は城や家臣の屋敷が建てられていたのでしょう。
【感想】城郭寺院といえば、三河一向一揆の拠点となった本證寺が有名ですが、この誓願寺にも門前や裏手に城郭にみられる堀や土塁が残されています。
既に市街地化され消滅している姫小川城が近くにあったことから姫小川城の一角ではないか。また、三河一向一揆が立て籠もって戦ったのではないかとも考えられているようです。
【写真】
①裏手の土塁、けっこう高さがあります。
②裏手の土塁と左側は堀跡ではないかと思います。
③門前の土塁と空堀
④山門。写真左側はお寺には珍しく出っ張りがあって横矢がかけられそう。
⑤本堂