大石さま〈名古屋城築城の残念石〉
大石さま〈名古屋城築城の残念石〉([篠島城 寺社・史跡])
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大石さま〈名古屋城築城の残念石〉の口コミ情報
2025年07月29日 長良川鵜飼♪征夷大将軍たろす
【大石さま〈名古屋城築城の残念石〉】
【所在地】
◆愛知県知多郡南知多町豊浜
【由来】※現地説明板より
◆人も寝しずまった真夜中、この石にぽっかり灯がともることがありました。 浜の漁師たちは「神様が石の上でお休みになっている。」といって、手を合わせてうやうやしく拝んだということでした。神様は、前方の山腹に祀られています。土御前の神様で、村中の安全を守るため真夜中にぐるっと村を一回リされ、途中この石で一休みなさるのです。お休み中は自然に灯がともり、村人はこの石を「大石さま」と呼んで、汚さないようにとっても大切に守ってきました。
この話は、私が子供のころ文久(1861~3)生まれの孫じいさんから聞いた話です。 飯田六一さんの話より
◆この石は、ここの真下(刈藻浦)の海中にありましたが、埋め立ての時地上に仮安置され、平成13年9月ここに遷されました。
【加藤清正・名古屋城築城の石】※現地説明板より
◆1610年(慶長15)名古屋城の石垣を築くために、普請大名である加藤清正やほとんどの大名が、篠島や幡豆地方に石を求めました。
名古屋・熱田の富の浜まで運ぶ途中のことです。須佐の港(現豊浜港)に大風を避けて避難した際と考えられますが、図らずも石を落としてしまいました。落とした石は落城に通じると嫌われ、再び船に積むことはありませんでした。
この大石さまには正面からの穴が6個、左側から2個、後方から3個あけられています。石を切り取るためにあけた穴を矢穴といいますが、よく見ると穴の大きさは築城時のものです。石質を見ると篠島か幡豆の石に違いありません。
【補足】
◆この石自体、いつ頃引き揚げられたのかは不明です🤔
先日、豊浜の鯛まつり(画像④)に参加した際に偶然見つけたのですが、隣村のおいらは当然記憶はなかったのですが、地元の他の同級生に聞いても「こんなのあったっけ?」てな感じでした…😅
ただ、案内板からも年代を感じますので、以前別の場所にあったものが移設されたのかもしれませんね🙂
いずれにせよ、篠島や蒲郡・幡豆の海岸には今も矢穴石が残っていますが、こんなところにもお城に縁ある遺物があったことに驚きと感動を覚えた次第です🥰
【アクセス】
◆車の場合
短時間であればリア攻めマップに登録されている「大石さま〈名古屋城築城の残念石〉」の直近に路駐しても大丈夫です。(地元民いわく…😅)
また、「豊浜魚ひろば」の駐車場に停めさせていただくのも良いかと。その代わり、新鮮採れたての海鮮丼や刺身などのお食事や魚貝類、干物、せんべいなどをお土産にお買い上げ下さいませ🤗
◆公共交通機関
名鉄名古屋駅から河和駅または内海駅まで特急電車で約50分。河和駅から海っ子バスで約30分、または、内海駅から海っ子バスで約20分、豊浜魚ひろば下車🙂
◆グーグルマップにも登録されてませんでしたので、後ほど登録しとこかな🤭