名古屋城築城時の石切場

名古屋城築城時の石切場([篠島城  寺社・史跡])

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名古屋城築城時の石切場の口コミ情報

2024年04月01日 陸奥守たろす


【名古屋城築城時の石切場】
◆愛知県知多郡南知多町篠島

◆概要
・名古屋城は、慶長15年(1610)に石垣の工事が始まりました。 加藤清正は、自ら申し出て天守閣と小天守の石垣を築城しました。清正は、幕府より依頼され、名古屋城の築城普請をしました。 また、20名の惣大将をつとめました。
・篠島で太陽暦の4月~6月に採石され、7月には天守閣の石垣の基礎となる隅石が置かれています。篠島の海岸線のいたるところや、まわりの島まで採石跡地が見つかりました。石は船により海上輸送され、熱田神宮の南側から西側の海岸、熱田の宮の浜へ陸揚げされたと考え られています。
・採石されたが、何かの理由で運ばれず残された石が、現在全島の中に32箇所、197個の矢穴(慶長時代)のついた石が確認されています。
・矢穴とは、石を切り出すために開ける長細い穴で、石を割った跡に残る、鬼の歯形のように思える穴のことです。慶長の矢穴は10~12㎝の長さです。
・赤色に表示された海岸線から、慶長期時代の採石地跡が確認されています。(8枚目の写真の地図参照)
〈篠島港に展示されている石材説明板より引用(篠島まちづくり会)〉

◆感想
写真の石は全て「清正の枕石」のある島の南西の出っ張り部分周辺の石です。
ガッツリ矢穴残る石もあれば、波に洗われて僅かに矢穴の面影が残る石もあれば、矢穴に貝がビッシリの石まで、様々な石が残ります。
それらの石をワクワクしながら探し回るのも楽しみの一つですね♪

※ただし、海岸沿いの岩場ですので、潮の干満によっては水没する場所もあります。矢穴探しに没頭して戻れなくなるかもしれませんので、潮位表で干潮時間を確認しておくと良いと思います。
何よりも足元は非常に滑りやすいので、決して無理はしない事!お仲間がいれば良いですが、単独で滑ったり落水してケガしてもこんな所に助けてくれる人はいませんよ〜

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