有楽苑
有楽苑([犬山城 寺社・史跡])
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有楽苑の口コミ情報
2024年03月03日 曲輪但馬守削平
有楽苑は国宝如庵と重文の旧正伝院書院がある日本庭園です。昭和47年に上記文化財の移築とともに整備されました。
信長、秀吉、家康に仕えた織田長益(有楽斎)は京都建仁寺の塔頭正伝院を再興、境内に隠居しました。茶室如庵や書院は元和四年(1618)頃に隠居所として建てられたそうです。有楽斎の死後は正伝院の所有となりますが、明治になり、正伝院の土地は上知され、祇園の町組合(婦女職工引立会社を設立)に払い下げられます。後に茶室、書院は売却され明治41年東京の三井家本邸に、昭和11年国宝指定を機に神奈川の大磯別邸に移築され、昭和47年名鉄犬山ホテルの現在地へ。
他にも大磯別邸から移された門や石燈籠、開苑時に有楽斎が大坂天満の屋敷に設けていた茶室の古図を元に建てられた元庵、苑内での茶会に使われている昭和61年築の茶室弘庵などがあります。
国宝イベで犬山にやって来ました。国宝違いですが、犬山城は四回目ですので今回はこちらがメイン。前回の国宝イベの時は修復工事中でした。
犬山城との共通券は1450円でした。
建物内は特別見学会(要事前申込)でしか入れません。通常は外観のみです。
庭園は雑草がほとんどなく手間がかかっているのは感じました。国宝如庵は意外とボロい…もとい古材を出来る限り生かして修復してる感じが窺えました。
①看板です
②茶室如庵
③旧正伝院書院と如庵(南西側から)
④旧正伝院書院(北西側から)
⑤釜山海:加藤清正所縁の自然石の水鉢
⑥茶室元庵
⑦茶室弘庵
⑧庭園から辛うじて犬山城天守
2024.2.4