田中砦
田中砦([上末城 周辺城郭])
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田中砦の口コミ情報
2022年09月15日 前田利家猫耳メイド萌
天正十二年(1584)の小牧・長久手の合戦のときの羽柴秀吉方の砦跡で、堀長政、蒲生氏郷、加藤光泰らの将が守備したとされる。
秀吉は岩崎山の南麓から、田中・二重堀の砦に至る、二十余町に渡る土塁をわずか一日で築いたとされ、これに対して徳川家康も小牧山北麓から、八幡塚に至る土塁を築いたといわれている。
東田中宮前遺跡
目の前の小高い山は、三ツ山古墳群のうち、唯一現存する三ツ山三号墳です。この古墳が造営された古墳時代から、中世にかけて、この古墳群の周辺に集落が営まれました。この古墳群を含む遺跡の範囲を東田中宮前遺跡といいます。平成十九・二十年には、三ツ山三号墳の南側で発掘調査が行われ、弥生時代・古墳時代・古代・中世・近世の遺構や遺物が確認されました。
調査では、三号墳を巡っていた周壕を検出し、三号墳が方墳であることを、確認しました。また、周壕から出土した遺物などから、この古墳の造営時期は、三~四世紀以降であると推定されます。そのほかに、周壕の真下から、弥生時代終末の大型土坑が確認されており、古墳造営前には、既にこの付近に人々が生活していたようです。
中世の遺構としては、古墳の裾から屈曲して南に向かう数条の溝が確認されました。また、数棟の掘立柱建物や井戸なども見つかり、十五世紀前後における、この地域の村の様子が明らかになりました。
小牧市には、天正十二年(1584)の小牧・長久手の合戦の際に築かれた砦として、二重堀砦や蟹清水砦などが知られていますが、三ツ山古墳群では羽柴秀吉軍によって、田中砦が築かれました。
三ツ山古墳群
四世紀に築かれたと考えられる、古墳時代前期の古墳群で、同市では小木古墳群に次いで築かれた古墳群である。かっては三基の古墳で構成されていたが、北側の二基は国道155号線の拡幅に伴う発掘調査後に滅失し、未調査の三号墳のみが現存する。
調査した二基の古墳は、ともに一辺約二十㍍の方墳で、墳頂部に割竹形木棺が埋葬されていた。二基合わせて三面の銅鏡の他、鉄製の武器、農工具などの副葬品が出土した。これらの一部は、小牧市歴史館に展示中である。
小牧市教育委員会 説明板より。(三枚)
三基の古墳を繋げて、砦として利用したのだろうか?