小牧神明社
小牧神明社([小牧山城 寺社・史跡])
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小牧神明社の口コミ情報
2024年10月12日 前田利家猫耳メイド萌
御由緒
小牧神明社の祭神は、天照大神で、永禄六年(1563)織田信長が清須から小牧山へ居城を移した際、再厄除けのために清須にあった御園神明社を守護神として、この地に分祀したのが創建である。天正十二年(1584)の小牧・長久手の合戦では、小牧山に布陣した織田信雄、徳川家康が崇敬したという。江戸時代に入り、尾張藩祖 徳川義直公が、この地に来遊した折、小牧山の東麓にある神明社を吉祥の社として、牡丹の造花数十本を下賜して子供達に持たせて歌舞させた。後の寛文七年(1667)には二輌の山車を造り、牡丹ね造花を高欄に飾り、三月十六日の例祭日 小牧宿の街路を曳き回すようになったが、これが小牧神明社の春祭、神明祭の起源である。現在は、山車は一輌となったが、小牧市指定有形民俗文化財に指定されていて、春の例祭には子供達が、境内に据えられた山車舞台の上で日本舞踊を披露している。
明治時代以降、神社の整理・統合が進み、明治四十二年(1909)に南宮社を合祀したのを皮切りに、津島社、金比羅社、秋葉社、須佐之男社、山神社、稲荷社などが合祀された。現在では、合祀された神社の祭礼も神明社を舞台として行われている。小牧神明社の三大祭、春の神明祭の他、夏、四輌の山車が練り歩く秋葉祭(山車四輌は小牧市指定有形民俗文化財)では、境内で山車に搭載された絡繰りの演技が奉納され、秋の天王南宮祭では小牧市指定無形民俗文化財「五本棒オマント奉納神事」も境内での奉納を行っている。
祭神 天照大神 金山彦神 健速須佐之男命
境内社 須佐之男社 秋葉社 御嶽社 天神社
金比羅社 山神社 稲荷社
その外に 御林稲荷社 松尾神社 市神 津島社 も祀られている。
小牧市教育委員会 撰文
小牧神明社由緒碑より。
小牧神明社参拝者用の駐車場があります。