天神の渡し跡

天神の渡し跡([苅安賀城  寺社・史跡])

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天神の渡し跡の口コミ情報

2021年07月18日 前田利家猫耳メイド萌


一宮市指定文化財 史跡 天神の渡し跡

天神の渡し跡は、かつての木曽川の主流であった現在の日光川の渡船場の跡で、「萩原渡し」とも呼ばれた。
日光川は、野府川と五城川(小信川)が合流し、古川、萩原川ともいわれた。
天正十九年(1591年)と推測される豊臣秀吉の四奉行連署「萩原船頭給継目証文」によると、この年六十石の船頭給が与えられていたことがしられる。その後、慶長の頃まで引き続き尾張藩によって六十石の給米が支給されていた。これは、天正十四年(1586年)の大洪水で、木曽川の主流が現在の位置を流れるようになった後も、萩原川の流れが広く沼地化して渡船を必要としたのであろう。その後洪水のたびに川幅が狭められて、渡しは廃止され、萩原宿の西に板橋の萩原橋が架けられた。
天神の渡しの位置は、日光川左岸の萩原山の天神社(一宮市萩原町萩原字松山)と、右岸のここ天神神社の辺りといわれており、両神社の社殿の間は、直線距離でおよそ480㍍あり、その頃の川幅の広さを物語る。

一宮市教育委員会  説明板より

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