十二城
十二城([勝幡城 周辺城郭])
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十二城の口コミ情報
2021年06月06日 前田利家猫耳メイド萌
文治年間(1185〜1190年)初期に板垣兼信によって築城されたと伝えられているが詳細は不明。
板垣兼信は甲斐源氏の四代目で、武田氏初代当主でもある武田信義の三男に産まれ、板垣氏の始祖となった人物である。
一族と共に平家打倒に立ち上がり、源頼朝に協力して各地を転戦し、平家を滅ぼすものの、甲斐源氏は木曽義仲と同様、頼朝と同格の武家統領の立場であった為、頼朝の権力強化に伴って、内部分裂を招き弱体化させられていった。
板垣兼信も各地の地頭職を得ていたが、建久元年(1190年)に職を解任しれ、隠岐島へと流刑に処された。
兼信の子孫は甲斐に戻り、戦国時代には武田信玄の博役となる、板垣信方が産まれている。
城跡は、唯称寺一帯とされ寺の東側に城址碑があり、山門前の溜池は堀跡とされ、山門東側の田も堀跡と考えられている。