鯏浦城
鯏浦城([小木江城 周辺城郭])
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鯏浦城の口コミ情報
2021年07月31日 前田利家猫耳メイド萌
弥富市指定文化財
史跡 鯏浦城跡
天然記念物 薬師寺の大楠
鯏浦城は、この辺りに勢力のあった服部党・一向門徒勢を攻める為、永禄八年(1565年)に織田信長が築いた砦で、城守は織田彦七郎信興(信長の弟)であった。信興は、元亀元年(1570年)小木江城(立田村)で服部党ら門徒勢に攻められ戦死した。これを機に信長は服部党ら門徒勢を攻め、三度目の天正二年(1574年)には大軍を送り込んで、ことごとく焼き尽くした。
鯏浦城跡には、信興が念持仏としていた薬師如来像を納める為、御堂が建てられこれが明治時代の初めに薬師寺となった。城跡の碑は、薬師寺境内の大楠のもとに昭和五十一年に建てられた。
大楠は、樹齢六百年以上ともいわれ、現在目通り8.3㍍に及ぶ。里人は、この楠の葉を薬として用い病を治したと言われている。また、この付近はかつての海岸線にあたり、信長の服部党・一向門徒勢攻撃の際、信長軍がこの楠に舟を繋いだとも言い伝えられている。
この樹下には、社(下の宮)が祀られ参拝者が後を絶たなかったというが、明治時代に弥富神社に合祀された。
説明板より