小笠山砦

小笠山砦([高天神城  周辺城郭])

高天神城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「小笠山砦」の地図・口コミがご覧頂けます。

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小笠山砦の口コミ情報

2024年02月19日 笑門来猫


小笠山砦は家康が2回 本陣として利用したとも云われる城跡で、しかもそのどちらもが 超巨大なライバルを滅亡へと導くことになった大戦でした。
(1回目: vs今川氏 掛川城攻防戦)
(2回目: vs武田氏 高天神城攻防戦)

まさに家康の運命を変えた戦いの舞台。の割には全然メジャーではない気がするのですが、それはこの城の最大の特徴が「狂気!」とも思える痩せ尾根群だから なのかもしれません(=危なくて観光客を誘致できない)。

現在、城跡をハイキングコースが通っていますが、それを外れると一気に牙を剥いてきますので厳重注意です。
各所に展開する痩せ尾根上を歩いてみると、尾根を分断する堀切らしき地形も度々登場します。その他、大地の割れ目の中に入れる六枚屏風など、地形的にも歴史的にも大変興味深いお城跡。
小笠神社に駐車場あります。

2021年11月29日 RED副将軍


今川氏、武田氏との二度の高天神城攻めに際して徳川家康が布陣した砦🏯
⚠️断崖絶壁の即死系砦です✨

オススメ度 ★★★★★

1568年に、徳川家康が掛川城と高天神城を攻略するために築いた砦。今川義元が討死し、今川領を浸食するため、掛川城と高天神城の連携を遮断するために中間地点に築いたもの。

やがて、高天神城の今川重臣の小笠原氏興は徳川氏に降り、掛川城の包囲に加わる。掛川城の今川氏真も降伏。しかし、1574年には武田勝頼の猛攻により、高天神城の小笠原氏興は降伏し、武田氏の遠江侵攻の拠点となります。

1575年に長篠の戦いで織田・徳川連合軍が武田軍に大勝。1576年に奪われた高天神城を奪還するため、徳川家康は再び小笠山砦に布陣し高天神城の戦いが勃発。このとき構えた六砦の中で最大規模でした。高天神城を包囲し、兵糧攻めを開始。武田軍は周囲を六つの砦に囲まれ援軍を出せず、1581年に高天神城は陥落。

見所
標高264.8mの小笠山山頂に主郭を配し、多聞神社を起点に北西、南西、南東に延びた尾根筋に要所を堀切で分断、馬出しを配して郭を展開しています。特筆すべきは細尾根の直ぐ下が断崖絶壁となっている箇所が幾つかあり、特に多聞神社から南西尾根筋の東側は数十mの断崖絶壁に簡単に行けてしまうため注意が必要です。
落ちたら即死で見つけてすらもらえないと思います。もちろん柵も無いのでご注意願います🙇‍♂️

主郭から北側に降った先にある六枚屏風は大規模なチムニー沢でこちらもオススメです。

小笠神社の駐車場を利用。神社は城域です。主郭までは20分くらいですが、広い城域に見所多いので1時間以上は要します。六枚屏風に行くのならプラス1時間必要です。

写真
①多聞神社から北東尾根の土橋。断崖絶壁でまあまあ危険です。
②多聞神社北側の巨大な竪堀。
③主郭西側の横堀。
④多聞神社から南西尾根。東側(左)は断崖絶壁でかなり危険。
⑤南西尾根筋の堀切
⑥主郭
⑦六枚屏風
⑧案内図

2021年06月16日 千閑斎


小笠山砦の奥に六枚屏風と呼ばれる場所があります。古大井川の砂礫層の断崖をぶった斬るチムニー沢です。

六枚屏風に行くには小笠山山頂から北に向かうコースの途中で右折し沢に降りて行きます。道標の看板があるので迷う事は無いと思いますが、脇道みたいな感じで崩落している所もあります。崩落している所にはロープが張ってありますが充分注意して通行して下さい。因みに看板の下には「六枚屏風方面転落事故発生しています。落石、スズメバチ、マムシ等注意」の注意書があります。

六枚屏風の前に立つと空気が全く違う、険しい裂け目に吸い込まれてしまう…

小笠山の標高は僅か264mですが、充分な準備をして下さい。ご安全に!

2021年06月16日 愛甲太閤【相模の狂人】


砦と呼ぶには高度に土木工事された跡がふんだんにあり、もはや城塞です。
峻険な地形を巧みに利用した要害堅固っぷりは攻撃対象となった高天神城を凌ぐのではないかと思われ、ハードアタッカー垂涎の名城と言えるでしょう。ただし城郭の周囲には切り立った崖があちこちにあり、興味本位で尾根の末端等に入り込むのは極めて危険です。

小笠神社の駐車場が利用出来ます。鳥居をくぐって尾根道を歩くと崖を穿った立派な階段にぶつかり、登り切ると小笠神社です。城郭はその奥から始まります。

見どころは大きく分けて3箇所、笹ヶ峰御殿跡周辺、多聞天神社周辺、そして小笠山山頂周辺でしょう。大きな堀切や二重空堀などかなりスケールの大きい土木遺構が随所に見られ、これが城攻めのための砦かと呆気に取られるでしょう。山頂も曲輪として使われていたらしく、立派な坂虎口を持ち北側が大きな堀切で仕切られています。

この城の真の有様を知ることができる危険箇所が2箇所あります。一つは多聞天神社から山頂に向かう途中のヤセ尾根上の道、もう一つは多聞天神社の南に伸びる尾根上の曲輪を繋ぐヤセ尾根です。特に後者は攻撃の対象であった高天神城方面の眺望が絶景ですが、尾根の幅が肩幅より狭い上に掴まる木が殆ど無く、東側が数十メートルほどもバッサリ切れ落ちた崖になっていて高度感がハンパないです。万一滑落したら発見不可能なのではないかと思われる第一級の危険箇所です。曲輪に入る道はありませんが、むやみな進入は厳に慎むべきです。

単独登城は避けて力量の揃ったメンバーでパーティを組んで登城するべきです。

2021年05月02日 がっくん


高天神六砦の1つ。
見所は横堀、堀切とそこから伸びる竪堀か。
小笠神社からの展望も素晴らしい。

2021年04月25日 さあさ上総介甲相駿三国同盟


砦という名称ですが。これはもはや砦ではありません。要塞です。急峻な山上に築かれ、壮大な土木工事がなされています。さすがは家康です。見ると足がすくむ場所も多々あります。高所恐怖症の方はくれぐれもご無理なさらずに。

2020年06月16日 大隅守


今川氏の掛川城へ攻める時に
家康が置いた陣です。
ここから、高天神城、掛川城が見えます。

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