白山城
白山城([天方城 周辺城郭])
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白山城の口コミ情報
2024年10月26日 RED副将軍
南方を固める天方氏の支城🏯
オススメ度 ★★★★⭐︎
1501年頃に天方通季に築かれたとされます。
天方通季は今川氏に属しており、1501年に遠江守護である斯波氏が天方本城に攻め寄せ占拠。その後、天方通季と本間宗季は天方本城を奪還したとされます。
奪還後に天方通季が南方の三倉川対岸に新たに築いたのが白山城です。
戦国の乱世となると天方通興はより堅固な天方新城を築き、白山城はその支城となりました。
今川義元が桶狭間で討死し今川氏が衰退すると、1569年に徳川家康が侵攻し天方通興は徳川家康に降ります。
1572年、武田信玄は西上作戦により遠江へ侵攻。徳川家康と敵対し武田領へ落ち延びていた遠江国衆、土豪達は武田軍として旧領に戻り、白山城には久野宗政が城将として入ったとされます。
翌1573年には、徳川家康は平岩親吉を総大将として周智郡一帯を攻略。久野宗政は甲斐へ落ち延びたとされます。
見所
谷本神社の背後の山稜に築かれており、山頂に白山権現が祀られていたことが白山城の由来とされます。
山頂の主郭を中心とし、X字状に四方へ伸びた痩せ尾根上に小規模な郭が展開され、堀切と竪堀が要所に敷設されています。
北東麓の三倉川の河岸台地上には天方氏家臣の屋敷があったと伝わります。