鶴ヶ城

鶴ヶ城([中日向城  周辺城郭])

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鶴ヶ城の口コミ情報

2023年01月02日 RED副将軍


土橋が特徴的な遠江と三河の境目城🏯

オススメ度 ★★★★⭐︎

在地土豪である鶴ヶ山氏の居城。
庄田家文書によると1565年に鶴ヶ山大磯之丞によって築かれたと伝わり、山田家由緒書では鶴山大弾正による築城とされ詳細は不詳です。

見所
標高320mの山頂に主郭を配し周囲はを横堀が巡ります。南西に虎口が開口し土橋が架かり馬出しにつながる技巧的な縄張り。
北西尾根のお姫屋敷と呼ばれる曲輪も土塁と堀切で区切られています。
一番の見所は、まず最初に現れる尾根を土橋状に加工した通路とその先の切り通しでしょうか。なかなかの長さであり見応えあります。切り通しは二本が並走しています。
更にその先にも通路の両サイドを竪堀で削り土橋状になっており主郭部までも楽しめます。

この辺りは武田氏と徳川氏の激戦地ですが、横堀があることから武田氏の手が入っていると思われます。

2021年02月18日 陸奥守たろす420九州断念


【鶴ヶ城】
静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川

【概要】
◆三河との国境近く、別所街道を見下ろす標高約320mの山頂に築城。
◆山頂に位置する本曲輪を中心に、派生する尾根筋に曲輪を配した小規模な山城。
◆城の歴史を伝える記録は見られない。
往時の北遠江情勢を考えれば、奥山氏の段階で三河・信濃からのルートを押さえる目的で築かれたと考えて良いが、遺構からは明らかに戦国後期武田氏の関与による修築の可能性が高いとのこと。
ただし、天正年間での武田勝頼や徳川氏による改修の可能性も想定される。
◆『静岡の山城ベスト50を歩く』より引用

【遺構】
◆駐車位置から登城すると10分程で①両側を堅堀(案内板あり)とした土橋が現れます。
◆実際の城域は更に5分程登りますが、最後はやや急な斜面を七曲りのジグザグ路で登るので、さらに山城感が味わえます。
◆突き当たりの尾根筋に取りつき右(北東)に登れば山頂本曲輪ですが、ここは一旦左側に歩を進め尾根筋(途中鉄塔あり)を降ると②クランク状の堀切があります。
◆堀切を堪能したら尾根を引き返し山頂を目指しましょう。先程の分岐点の先の土橋を抜けると小曲輪Ⅰがあり、北西側の斜面には堅堀、さらに比高30m程の③大堅堀が城の西側の移動を妨げます。
◆小曲輪Ⅰの北西に櫓台状の土塁を設けた④馬出曲輪。(中央に小屋建ってます…)
◆馬出曲輪の先に本曲輪があり、北東側が崖となっており五角形の形をしている。一部に⑤土塁が残る。
◆この城の最大の見処は北東崖部分を除いた三方を⑥⑦横堀・土塁が巡っていることで、多少いびつですが本曲輪を武田流三日月堀で囲んでいるようです♪
◆北西側には本曲輪に次ぐ広さで入口に土塁を設けた⑧「お姫屋敷」と呼ばれる曲輪(現地「北曲輪」)があります。

【総評・所要時間】
◆本曲輪の周りを三日月堀状の横堀・土塁、馬出曲輪、堅堀等を配し、小規模ながら武田流築城術を彷彿させる良きお城です♪
◆少し山登りはありますが、登城時間も含め70分程で散策できる山城です♪

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