堀の内の城山
堀の内の城山([犬居城 周辺城郭])
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堀の内の城山の口コミ情報
2022年06月23日 国府左京大夫城介
徳川家康が犬居城攻めのために改修した陣城
【歴史】
16世紀前半に犬居城主の天野氏が、犬居城の支城として築く。
その後、天正2年(1574)または天正4年(1576)に、徳川家康が犬居城の天野氏を攻めるために陣城として改修した。犬居城陥落後、廃城となった。
【遺構】
気田川を挟んで、犬居城の南東1.4kmにある標高330m(比高220m)の山中に築かれている。
本曲輪、二の曲輪、腰曲輪、土橋、二重堀切が残っている。
【感想】
「藪が凄い!」の一言に尽きます。入口から藪が覆い茂り、奥に行くにつれ、背丈近くまで伸び放題となっています。とにかく、人が通った痕跡を探すことが難しく、下手に藪に入り込むと完全に方向を見失うと思います。なんとか、二の曲輪までは藪の中を四つん這いになりながら突破できましたが、そこから本曲輪への道が見つけらず断念しました。おそらく冬に訪れてもあまり状況は変わらないと思われますが、多少はマシになるかと思います。
この城を紹介している本や、先人たちのサイト(2011年付近に訪城したサイト)では、発掘調査後に綺麗に整備された遺構の写真が載っています。しかし、整備されてから10年以上経ち、完全に放置されると、このような状態になるんだなという見本のようなお城です(-_-;)
因みに、麓から登る九十九折の登城道は、秋葉街道(相良-塩尻)・別名「塩の道」と呼ばれる古道です。
【アクセス】
犬居城の登城口から徒歩10分程で、気田川沿いにある登り口があり、そこから約30分程で城域に達します。
「堀之内城山コース」という立て看板があるので、それに従って行くことが出来る。
車の場合、南東側から登れる林道があり、近くまで登ることは可能。ただし、山中に畑があり、地元の方も車で登っているようなので、駐車をする際には注意してください。
【写真】
①秋葉街道(塩の道)
②入口
③堀切
④土橋
⑤土橋(別角度から)
⑥二の曲輪