深坂古道

深坂古道の口コミ情報

2024年10月25日 釆女正佐吉。


全国492万人の紫式部推しのみなさん、元気ですかーっ！元気があれば何でもできる。アントニオじゃないよ、エリカだよ。

エリカある日、推し先生の「紫式部ゆかりの近江の地めぐり」バスツアーに参加したの。日帰りで12,500円。行き先はいつもの長浜・米原で12,500円…。さすがのエリカも躊躇したわ。

この日のメインは深坂古道。紫式部が父に従い越前に赴いた時に通った古道で、滋賀の塩津から福井の疋田へ抜ける道。やほーで検索すればマップが出てくるから、レッツ検索♪なの。

みんな「光る君へ」見てる？平安時代ってなんだかとっても新鮮でエリカ、楽しく見てるの。
とは言えまさかの托卵展開にお胸がドッキン！まひろっ、そんな簡単に宣孝を裏切っていいのっ！？凝りもせず道長といい雰囲気になったからって、そんな簡単にア～〜レ～～っ…していいのっ！？なのに全てをわかっててまひろと托卵賢子を受け入れる漢、宣孝。…惚れてまうやろーっ！でもぶっちゃけこういう事って、表に出ないだけでよくある話なのかもしれない。淀殿！とかね。万世一系なんてありえ…あら？誰か来たみたい。

て感じでドラマのまひろは、弟にまで根暗と言われつつ、実はその場の雰囲気に流されちゃうお気楽女子的側面を持ってるんだけど、実在の式部は何女子だったのでしょう。深坂越え（塩津越え）途中に詠んだ歌から、式部の心の内を探っちゃお、てワケ。

「知りぬらむ　往き来にならす　塩津山　世に経る道は　からきものぞと」

輿を担ぐ男たちが「この道はいつ通っても難儀やな〜」と話すのを聞いて詠んだ歌よ。新近江名所圖会サイトによると「お前たちこれで分かったでしょう。通いなれたこの道もつらいけど、世の中の道はもっと厳しいものよ」〜自分で歩きもせず批評をする20代の小生意気な紫式部の性格がよくわかる歌です〜
とぶった斬っててエリカ、笑っちゃったｗ
プラス、エリカはもう少し深読みするわ！読みにはフカサガ必要なのっ！ フカサカ古道なだけに。

…ズバリ言うわ。コレは貴族カーストを嘆いた歌よ！つまり、
「はぁ…身分の高い女子って得だよね」
ってヤツ。エリカ昔、カースト底辺女子がマウント頂点を目指す「ファース◯クラ◯」っていうドラマの　主　演　してたからよくわかるの。

「あ～ぁ、上流階級貴族女子はいいわよね。今頃都で火鉢に当たりながら猫抱いて、ひなたぼっこでもしてんでしょ。なのに私ときたら、父上が下級官人で、母上もいないから、娘の私が寒〜い越前までついてかなきゃなんない。大体私がこの年まで結婚できないのも、父上が長い間無官で生活に困窮してたからよっ！誰がこんな貧乏屋敷に婿に来るっていうの？来るワケないじゃない！は～寒っホントやってらんないっ。それに引き換えアンタたちはいいわね～。担ぎ手に身分の上下なんてないんでしょ？毎日なーんも考えず「難儀やな〜」って文句言いながら運んでりゃいいんだから気楽なもんよね。フゥッ」

と、見下した担ぎ手がひく輿に乗りながらぼやいてる式部は言うなれば、ボヤッキー女子ね。ちなみにボヤッキーのフルネームはブツクサ・ボヤッキーていうのよ。知らなかったでしょ。エリカもさっき知ったのｱﾊｯ!

自分の境遇を嘆いて歌まで詠んじゃった式部だけど、今や清少納言と並ぶ平安女子のマウント頂点に立つワケだから、己の才覚＋道長との「出会いに感謝☆」ってトコかしら🫶

にしても由里子ちゃん、カワイイし演技も悪くないんだけど、根暗に見えないところが玉に瑕よね。パリピ気質が顔に出ちゃってる感じ？その点エリカは酸いも甘いも噛み分けてきたから、自分で言うのもなんだけど、人間のフカサガ備わってる気がするの。エリカがまひろを演じてあげてもよかったんだけど、何故かオファーが無かったのよね、不思議〜。

ところでエリカ、古道を歩いている時例のアレに遭遇したの。アレって言ったらアレよ。ハチちゃんよっ。前回のクマちゃんバチより一回りは大きかった。アレは絶対スズメちゃんバチよ！スズメちゃんバチが飛んでる！でも一本道だから逃げ場がない！みんな警戒しつつ冷静に早歩き。…エ、エリカだってエリカだって負けずに早歩き。ｽﾀ､ｽﾀ､警戒しつつ、ｽﾀﾀ､ﾀ…

……ぎゃッ！スズメちゃんバチがエリカの愛らしいお目々の上を掠めてったッ！

だ、だからだからだからっ！何度も言ってるじゃないっ！
…顔はやめて。私、女優なんだから。

毎度毎度なんなのかしらほんとエリカばっかり！困っちゃう。エリカ、そんなにフェロモンまき散らしてるかしら。

ふぅっ、エリカ、ハチと後期高齢者だけには以下略。