膳部山城
膳部山城([熊川城 周辺城郭])
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膳部山城の口コミ情報
2024年06月12日 RED副将軍
若狭武田氏家臣である松宮氏の居城🏯
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代等の詳細不詳。城主の名に松宮玄蕃清長が伝わります。
松宮氏は若狭武田氏の家臣であり、松宮清長は武田義統に仕えていました。
1569年、松宮氏は自らに従属していた沼田氏の熊川城を奪い若狭と近江を結ぶ街道を掌握します。その後、若狭衆として織田信長に従うと1570年の朝倉攻めの際には熊川城を織田信長の宿所としたとされ、1573年の朝倉攻めにも参陣。
1582年に本能寺の変で織田信長が没すると、松宮氏は明智光秀に味方した武田元明に従ったため、山崎の戦い後に没落しました。
見所
標高292mの膳部山に築かれています。
南北に伸びた尾根上に築かれた連郭式であり城域は広く南北約240mにおよびます。
最高所の主郭を中心に階段状に郭が北西尾根と南尾根に連なりますが登山道により一部が削られている様です。
城域南端と北東尾根、北西尾根に堀切が残り、南端堀切は登山道で一部改変を受けている様に見えますが、北西の堀切は明瞭に残ります。
南尾根を進むと瓜生上砦、瓜生下砦と続きますので併せての訪城をオススメします。
行き方は、脇袋公民館に駐車させてもらい、その奥の谷筋に登城口があります。登城路は整備されており比高は約240mです。