波着寺
波着寺([成願寺城 周辺城郭])
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波着寺の口コミ情報
2022年09月05日 RED副将軍
朝倉氏、前田氏が庇護をした城郭寺院🏯
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
719年に天台宗の太澄大師により開基。
足羽川が氾濫すると御堂まで波が寄せたことが波着寺の由縁です。白山の本地仏として本尊の十一面観音を波着観音として信仰を集めました。
戦国時代には、越前国守護の朝倉氏の庇護を受け、朝倉氏が滅んだ後もその後に入部した前田利家の庇護を受け、金沢に移った後も兼六園付近に寺領を与え、波着寺を祈祷所としました。
見所
波着寺跡は、成願寺城への登城路の中腹にある急峻な斜面の削平地です。
鳥居を潜り、九十九折りの切り通しの参道を登っていくのですが、この切り通しが見事です。
しかも、巨大な竪堀が参道に並列しています。
旧参道かとも思いましたが、余りにも急な斜度は参道としての利用は現実的ではなく、巨大な竪堀の方が自然に見えます。
御清水と呼ばれる水の手、観音堂、本堂で構成され、本堂は二段構造で入り口が石積みによる桝形になっているところは正に城郭寺院です。
本堂を更に登ると成願寺城に辿り着きますので併せて登城ください。
行き方は、成願寺ふれあい会館を目指して下さい。そこで駐車し、案内板もあるので迷う事なく辿り着けます。
写真
①②③④見事な切り通しの参道
⑤参道に並列する巨大竪堀?
⑥御清水(水の手)
⑦本堂の石積みによる桝形
⑧参道口の鳥居