ノッカマフ1号チャシ
ノッカマフ1号チャシ([根室半島チャシ 周辺城郭])
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ノッカマフ1号チャシの口コミ情報
2024年03月23日 RED副将軍
クナシリ・メナシの戦いの舞台とされるチャシ
日本100名城
築城年代等の詳細不詳。16~18世紀に築かれた面崖式チャシ。
1778年にロシアの商人シャバーリンが来航し、交易を申し出たことから日露外交交渉発祥の地であり、1789年に起きたクナシリ・メナシの戦いまでは地域の中心地だったとされます。
クナシリ・メナシの戦いは、この地を治めていた和人がアイヌ民族に暴力的な支配をしていたことから、クナシリ(国後)とメナシ(羅臼・標津)地方のアイヌ民族が和人71名を殺害。松前藩は鎮圧のため兵を派遣し関わった37名のアイヌ民族をこの地で処刑したとされます。
その後、中心地は根室港周辺に移りました。
ノツカマフとはアイヌ語で「岬の上にあるところ」という意味です。
見所
ノッカマップ岬の先端に築かれており、一条の半弧状の堀で区切られた半円が二つ合わさった形状のチャシです。
1号チャシの堀の深さは2m近くあり明瞭です。
その北側に同様の堀で区切られた半円一つの2号チャシもあります。
行き方は、道道35号沿いの海側に入口があり駐車場も完備しています。根室半島チャシ跡群の一つとして国史跡に指定されており、キレイに整備されております。