上平出の小城(小条)
上平出の小城(小条)([上ノ平城 周辺城郭])
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上平出の小城(小条)の口コミ情報
2023年01月22日 ともっち♪河内守
『井出の清水』
先人さんが書かなかった伝説を書いておきます〜
「小平物語」 (1687) には次のようなことが書かれている。 織田信長が高島城を水攻めにした時、不思議なことには上平出の天竜川東の山裾に穴が開き、せき止めた湖水の水が激しく流出したため諏訪湖は元のままであった。 その跡からは今もかなりの水が出ている。 これは神力のたまものであろうと言い伝えられている。
と、説明板にありました。
内容的にはむむむ(・ัω・ั)なのですが
このような伝承があるとゆうことは
当時、小平物語に係わった方は織田の配下にはなりたくないとの心情だったのでしょうか?
小平物語 資料 検索すると
京都大学の資料から本文を読むことができます。
信玄から守るために金を埋めた小平道三などの記載もあるらしく…おおっ!ヽ(`▽´)/
と、どんどん読みはずれてしまうのでこのあたりで…m(_ _)mペコリ
埋蔵金はワクワクしちゃいますよね♪
『藤の森湧水』
地元の方の話では上平出コミュニティセンター横の湧き水は雪解け水じゃないかなぁとの事。沸かして飲んでくださいねと言われました。コーヒーやお茶入れるととても美味しいらしいです。
2022年11月07日 内記かずりヾ(・ε・。)
上平出の小城(小条)は上ノ平城の北方約6.9km、標高約750mの河岸台地丘陵頂部に城域が存します。
行き方はGoogleマップに位置登録されている北側の上平出コミュニティセンターを目標に設定して下さい。車も堂々と捨てられます。
築城年代、築城者は不明、該地には「小城」の屋号を持つ一般住宅が建ち、「小城」、もしくは「小条」の字地名が残る他、周辺には「北垣外」、「桜垣外」の字地名が残る。小城遺跡として発掘調査が行われているらしいけど、例によってこの手のものは中世の事となると二の次、三の次ぐらいの話になってくるので報告書を探すのは諦めました。これについては信濃のお城の神も未見だと言っている。ちなみに天正(西暦1573年〜1592年)の頃の上伊那十三騎には平出住として平出孫右衛門(百石)の名が見られる。
お城の現況は、耕作地、墓地、空地、一般住宅とその敷地等となっています。周囲より一段高い丘陵一つがその城域となるので纏まりが良い。在地土豪層の居館城の類いと思われますが、湧水の多い場所でもあり住するには適地となっています。又、上平出コミュニティセンターの北側は山塊尾根の末端となり上平出公園として現在整備されているが、公園には法性神社の旧地と伝わる八幡社が鎮座、蚕玉神の石祠が建ち、別に秋葉社と諏訪社の石碑が立っている。火伏せの神を祀る秋葉社の存在から公園のある場所は狼煙台の跡であった可能性を信濃のお城の神は示唆している。
周辺は今も豊富に湧水が出る場所で、上平出コミュニティセンターでは蛇口から自由に水が汲める(藤の森湧水、水質検査はしていないらしいが激美味だそう。ちなみに流しっぱなし。)。平出区誌によると「平出」とは湧水の豊かな土地に付けられた地名(断定は出来ないと考える…何となく有賀峠を越えて伊那郡に至ったと推測される東山道と関係するように思う。)なんだそうで、上水道設置以前の湧水分布図を見ると平出に残っていた井戸や湧水はこの狭い範囲に総計45箇所を数える。城域外南側には「井出の清水」と呼ばれる水神の祀られた湧水もあって、これには織田氏による諏訪高島城攻めに纏わる伝説が小平物語にあるそうだけど、伝説なので敢えて此処では書かない。
※駿州の城友さん、お付き合いありがちょです。