北山城(北村城)
北山城(北村城)([飯島陣屋 周辺城郭])
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北山城(北村城)の口コミ情報
2024年02月04日 ほりーないと
千人塚公園の駐車場から城山稲荷神社を目指し、畑(元は田んぼ)の先にある林の中に北山城があります。
飯島陣屋で販売されている「飯島町の中世城館跡めぐり はんどぶっく」によると、船山城主・片桐小八郎景重の家臣である上沼氏が居住し、その子孫が天正10(1582)年の織田信忠に伊那谷侵攻の際、城とともに滅びたと伝えられていますと書かれています。北山城についての資料は乏しく、確かなことはよくわかっていません。主郭は東西60m、南北50mほどの台形。周りを空堀が二重にめぐり、北東隅で1本にまとまり麓まで竪堀となっています。
千人塚公園の城ケ池のほとりには「千九人童子」の碑が建っています。織田軍との戦いで戦死したり自刃したりした敵・味方の遺骸や武器を埋めて築かれた塚が千人塚と呼ばれるようになったと伝えられていますが、江戸時代に疫病が流行したため、そこに眠る霊の祟りを恐れて天保15(1844)年に建てられたといわれています。
現在、城ケ池周辺は桜の名所となっています。飯島町は2つのアルプスが見え、城ケ池にも映り込みます。過去には諏訪湖で御神渡りが出現するような寒さが続き、城ケ池も全面結氷してスケート場がありました。千人塚公園は憩いの場となっています。