早落城(洞山砦)

早落城(洞山砦)([稲倉城  周辺城郭])

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早落城(洞山砦)の口コミ情報

2026年01月09日 上総介赤備えヾ(・ε・。)


さて、今年の城始めにと意気込んだお城は何だかだるくなってしまい急遽断念、時間も午後になってしまったしやる気が途端に失せてしまった。代わりに何処へ行こうかと悩んだ挙句、以前に撮った写真を誤って削除してしまった登城の楽な物件を思い付いたので訪ねる事にした。きっと年末年始に食い過ぎたんだろう。新年の幕開けに相応しい?城名を冠するこの山城、競走馬で言ったら「落馬号」みたいな感ぢ?なんだけどおいらは大好きだ。

早落城(洞山砦)は稲倉城の南西約2.3km、女鳥羽川東岸(左岸)、標高778mの通称、洞山山頂部を中心に立地する要害です。西麓の松本市道2020号線からの比高は80m位でしょか。ちなみに洞山は南北に長い完全独立山稜、両側急峻で尾根幅も狭くひょろ〜てしている。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。洞山の南側と北麓の2箇所から遊歩道が付いている。楽をしたかったら南側から登ろう。松本市道2182号線が遊歩道入口まで伸びており、その手前には駐車出来る空地もある。此処から徒歩で登る比高は40m位だ。

南側からの取り付きを案内しておきながら、おいらは毎回のごとく北麓側から登っている。こちらの方はGoogleマップに位置登録されている「住吉神社」の本殿背後から道が付いており、境内には石柱が建ち、説明板も立っている。何れにしても大したお山ではないんでどちらから登ってもOK♪

築城年代は不明だが、築城者は赤沢氏と伝わる。同氏は小笠原氏の最も古い分流であり、伊豆国田方郡赤沢郷を発祥としている。室町時代初期の赤沢氏は、更級郡四宮、筑摩郡浅間郷、白河郷、白姫郷を知行し、アプリの登録城、稲倉城を築いた事でも知られているが詳細については別の機会に譲りたい。

「長野県町村誌」には「早落シ城趾」として、「本村(岡本村)寅(東北東)の方にあり。東西九間(約16.4m)、南北不明、回字形をなせり。赤澤氏の出丸たり。部下林小次郎と云ふ者に之れを守らしむ。天文二十二年(西暦1553年)武田晴信の大軍、赤澤貞庸を攻撃するの日、押寄せ戦ひしが、暫時に敗れて落去す。依て早落の名を賴ふと云ふ。」とある。

町村誌の記述は武田勢によって落城した事を伝えているが、当の赤沢氏は既に武田氏に従っており、近隣の岡田郷を知行する後庁氏の持分となっていた早落城を武田氏に呼応する形で奪い返したとするのが真相のようだ。不名誉な城名もこの時に戴いた訳だが、天文十九年(西暦1550年)七月十六日には小笠原氏の本城すら自落するような状況下であったのだから、まともな戦いがあったとは到底思えない。又、天文二十二年の年次も誤伝かと思われる。

縄張は南北に長大な細尾根上に3郭で構成され、郭間等を堀切で区画する極めて単純なものだが、これしか仕様がないて言った方が正しいのかもしれない。発展性は皆無であり、元々が限定的な役目しか与えられていない事が明白だ。あっと言う間に落城した要害だけあって探索も非常に楽(城域内の高低差が殆ど無い。)、尾根筋から外れる事も一切無い。但し、後世に改変されるようなお山ではない事もあり、堀系等の城郭遺構は埋もれているとはいえほぼ完存、廃城からそのまま時を経た感すらある。ほぼ一直線に連なる潔い縄張に萌える方も多いかと思う。

お城てその規模や縄張によって優劣が付けられるのは仕方の無い事だけど、時代や占地、目的、更には築城主体の大小がそれぞれに違うのだから、単純にこれ等を比較する行為は誤った考えだて常々思っている。この早落城も当時の赤沢氏が最善を尽くした砦規模の要害であった筈だ。人によっては、「さしたる見どころも無い城跡…後略、」て断じられたりもするんだけど本当にそうなんか。おいらは丁寧な造作に好感を抱いている。他人の評価なんて一切気にしないぜ。

※以前は感じなかったんだけど城域内が倒木等で結構荒れている。

※今回、訪ねて良かった点は、早落城に付随する城番衆等の居館跡、狐屋敷居館なる物件を発見した事だ。狐は物見に携わる者等の隠語である事から、同城の主な役目もそれなのかもしれない。

※回字形をなせり〜そんな形をしていない。

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