伊深城

伊深城([稲倉城  周辺城郭])

稲倉城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「伊深城」の地図・口コミがご覧頂けます。

「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。

伊深城の口コミ情報

2020年01月25日 内記かずりヾ(・ε・。)


伊深城は稲倉城の西南約2.4km、標高916mの山塊山頂に主郭が存します。東麓の慶弘寺公園からの比高は150m位でしょか。武田氏の府中侵攻の際に自落し、武田氏家臣、小宮山織部が城代となったと伝えられています。

築城年代、築城者は不明ですが、在地土豪である伊深氏、後庁氏の持分であったようです。後庁氏は後に洗馬の三村氏(武居城城主、妙義山城城主)から後嗣を迎えています。

お城のある岡田伊深の地は源義光の五男、岡田冠者こと源親義所縁の地で、親義は木曽義仲に従い倶利伽羅峠の戦いで平清盛の七男、平知度と組討して討死しています。お城の東麓にある慶弘寺跡には「伝・岡田冠者親義の墓」があります。

行き方はGoogleマップに位置登録されている慶弘寺公園、もしくは若宮八幡社を目標に設定して下さい。何れからも登城路が付いています。ただ二つの道は城域に入った辺りで合流するので「結局同じじゃん!」とか突っ込みたくなりますが、無駄無くスマートに帰るためにも慶弘寺跡側から登城しましょう。比高もそんなにないので楽に感じると思います。

お城は素晴らしいです。主郭は土塁付きで切岸には石積みが確認出来ます。主郭北側背後の尾根は5条の連続堀切でぶった斬り、その内の1条はデカくて笑っちゃう二重堀切となっています。二重堀切には竪堀が付いていますが、面白いのは主郭北西側からこの竪堀に斜めに合流する竪堀が1条ありまして、この竪堀は主郭西側腰郭から二重堀切底部に下りるのを今でも阻害していて腹立ちます。又、主郭部から南西側尾根を進むと連続堀切があり、そのどちらにも竪堀が付いています。この竪堀は途中で合流した上で更に別の二本の竪堀が合流して壮大な集合竪堀を形成、凄いです。

帰り道は…そう!城域北端まで見たら主郭に戻り南西側尾根を進み、堀切から東南側斜面に落ちるこの竪堀を下って帰って下さいまし。竪堀は麓付近まで延びていて、丁度若宮八幡社の裏手辺りに辿り着くことが出来るんです。なんてスマートなリア攻め!しかも車捨てたのは若宮八幡社の駐車場、我ながら完璧すぎる…自分が恐いです。

このお城も小笠原ブランド?の築城技術の高さををばっちり堪能させてくれること間違い無しです。稲倉城に来る事がありましたら是非訪ねてみて下さいまし。

「ニッポン城めぐり」を始めるには?

「ニッポン城めぐり」は、iPhone・androidの両アプリに対応。
利用料金は無料、アプリ内の課金も一切ナシ!いますぐ城めぐりを始めてみよう!

スマートフォンからのアクセス方法

app store app store  ■iPhone
 AppStore で「ニッポン城めぐり」を検索。

google play ■Android
 Google play で「ニッポン城めぐり」を検索。

スマホを持って城をめぐろう!スマホでお城スタンプラリーゲーム「ニッポン城めぐり」 ニッポン城めぐりとは? GooglePlay Appstore