月誉平

月誉平([赤須城  周辺城郭])

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月誉平の口コミ情報

2025年10月27日 内記かすりヾ(・ε・。)


月誉平は赤須城の南南西約3.8km、郷沢川北岸(左岸)、天竜川西岸(右岸)、標高約600mの独立丘陵頂部上平場に立地したとの伝承が残る狼煙台です。東麓の天竜川からの比高は65m位でしょか。

行き方は…リア攻めマップを参照して下さい。付近に目標となるものがありまてん…ちなみに該地へは車の乗り入れが可能であり、そこら辺に車を捨てても誰も気にしないと思うさ。

「信濃の山城と館5、上伊那編」に掲載があり、「飯島町誌」にも記述がある。ちなみに「月」は「築」で小高い所、「誉」は「よ(ヲ)」で丘や峰を意味しているらしい。即ち、「月誉(夜)平」とは小高い丘の平らな場所である事を表し、極論すれば狼煙台を示唆する地名でもあるようだが…

築城年代、築城者は不明、利用したのは武田氏になるんだろうか。そもそも論で伝承地なんで考えてみてもしょうがないし、恒久的な狼煙台であったとは言い難い面がある。

謂わゆる色物物件だ。ちゃっちゃと終わらせよう。丘陵頂部上は真っ平、大部分は栗畑と化している。この栗畑、よくある固定資産税対策とは違い、「月誉平栗の里」て称する社団法人が運営する歴とした農園であり、収穫された栗は「信州伊那栗」の付加価値を以て全国に出荷されている。以上…

(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵グハァ

…月誉平にぶん殴られたんで真面目に…該地は戦前まで耕作地として開墾されていたそうなんだけど、ごく最近までは耕作放棄地となっていたらしい。削平具合は見事とはいえ、単なる狼煙台には必要の無い造成だろう。信濃のお城の神は、丘陵頂部上の西側端部、尾根通しの僅かな微高地を狼煙台の場所と推測しているんだけど、当然ながら城郭遺構を見出せる筈もなく探索自体が徒労に終わる。ランドマークの小社と鉄塔を写真に収めて帰るのが関の山だ。ちなみに展望は開けているとはいえ、周辺城郭を鑑みれば狼煙台をわざわざ築く必要が無い占地でもある。むしろ武田氏による伊那攻めにおける陣城の一つだと言ってくれた方が遥かにマシな物件だ。

一応、上伊那郡飯島町では該地を埋蔵文化財包蔵地、「田切月誉平遺跡」として指定しているが、その時代は限定されておらず、発掘調査自体も行われていないようだ。色物物件としては限りなくアレだが、武田信玄狼煙リレーの会場の一つにはぴったりだと思う。

※「長野県町村誌」によれば、「月誉平天照大神」、「月誉平御所大神」て呼ばれる二つの雑社がかつて鎮座していたそうだが現在は一社しか見当たらない。或いは合祀されたのであろうか。

※信州伊那栗〜北の小布施栗、南の信州伊那栗て呼ばれて双璧らしい。みんなが食べるマロンケーキや和菓子にも使われているかも…

※写真①は東南麓から撮影した近景っす。

※写真⑧は人力で上を向きながらの平衡感覚の限界に挑戦した鉄塔写真、かずぽん、まだまだ大丈夫なようだ。

※伝承地にも拘らず撮った写真を数えたら25枚だった。阿保だなぁ…かずぽん…大丈夫なんか…

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