今井南城(南城山)

今井南城(南城山)([内堀館  周辺城郭])

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今井南城(南城山)の口コミ情報

2026年01月08日 内記かずりヾ(・ε・。)


今井南城(南城山)は内堀館の西方約1.0km、千曲川西岸(左岸)、本沢川南岸(右岸)、標高約516mの通称、南城山山頂部を中心に立地する要害です。東麓の国道117号からの比高は150m位でしょか。城地は同じ内堀館のリア攻めマップにある今井北城と鞍部を介して相対している。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。南城山の南麓から林道に続く山道が付いていると思われるが登った事がないので判らない。3年前の初訪問、そして今回の訪問、何れも南東麓の果樹園から支尾根の一つを選んで直登している。大した尾根筋でもないのでこれがベストだろう。但し、北信の山城には付き物の低雑木が群生、倒木等も多く、これ等の隙間を縫って登る事となり、はっきり言って尾根筋が荒れていて非常に歩き難い。車は路肩を選んで適当に捨てられる。

該地は千曲川の左岸地域、謂わゆる「河西通路」の要衝である。善光寺平から飯山へと至る南北の道筋を扼しているだけでは理解が及ばない。城地南側の鞍部を東西に通る今井道は、水内郡太田庄内赤塩へと通じ、更に西行すれば同庄内倉井へと至る。倉井からは斑尾川に沿って北行すれば芋川庄内芋川へ抜け、芋川からは谷筋を西行して柴津へと至り、柴津から野尻湖の湖南地域を進めば「芋川庄内沼尻關所」、謂わゆる野尻の関所を通って赤川から関川を渡り越後国との境目を跨ぐ。今井南城の占地は、同じ内堀館のリア攻めマップにある今井北城と共にこの道筋を扼す事が目的であり、単なる飯山への関門と捉えるだけでは多分に不足が生じる。

築城年代、築城者は不明だが、今井南城と前述した今井北城の築城主体等は同一と考えてよいと思う。該地の北麓は今井道が赤塩の段丘台地上へと上がるとば口に当たる場所であり、両城の占地には同道への横道を許さない決意すら感じられる。

「長野県町村誌」、「上今井村」の項には、古跡としての記述は無く、字地として「南城山」がある。今井北城に関しては「今井城墟」として、「…前略、神田某、小林某の所有なり。…後略、」とあるのだが、城主ではなく両城共に城番が置かれていたと考えた方が無難かもしれない。

縄張は5郭で構成され、要所を堀切と竪堀で断ち切っている。但し、縄張図における通称5郭を城域に含むかについては意見の分かれるところだろう。コンパクトながら堀切が実に良く残っている事に感動、主郭の北東側谷側前面の堀切には、通称3郭の北端部を同時にカバーする竪土塁が付いていたりもする。更に感動するのが通称2郭、郭辺を殆ど全周する土塁が削れているとはいえはっきりと確認出来る。全体的には要害としての形状が完存した愛すべき小品の印象、ダイパも非常に優れており、誰でも気持ち良く探索が楽しめると思う。

決して難城ではないんだけど、ネットで検索しても紹介例がヒットしない。縄張図が少々薄く感じられる事と、隣接する今井北城で満足してしまう事がその理由だろうか。信濃のお城の神はその著述の中で、「北城山の大きさに比較して、南城山はいかにも貧弱なものである。」て言い切ってしまっている。何でもそうだけど、先入観に囚われず自分の眼で確認する事は大事だなぁ…

※夏場に登った事がないんで知らんけど少し藪ってるかもしれん。

※該地の水内郡今井には城館が4箇所に存在していた。同地の支配層にあっては知る由もないが、個人的には、室町時代後期の一時期において、島津氏と高梨氏の境目であったと考えている。ちなみに近世には千曲川を渡る渡し場が設けられていたそうだが正確な位置が不明だ。

※上今井村〜中世には「今井」て呼ばれていた訳だが、寛永年間(西暦1624年〜1644年)、飯山藩領内に同村名がある事を理由に改称された。ちなみに「今井」は「新井」と同義であり、此処では新しい集落等を意味(新居)しているようだ。

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