黒田城(赤塩城)

黒田城(赤塩城)([内堀館  周辺城郭])

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黒田城(赤塩城)の口コミ情報

2024年06月20日 内記かずりヾ(・ε・。)


黒田城(赤塩城)は内堀館の西方約2.4km、標高約517mの丘陵地上平場に立地した居館城です。該地の北方を東西に走る長野県道505号、三水中野線を東行すると、同じ内堀館のリア攻めマップにある今井南城、今井北城(北信の良城っす。)の間を抜けて千曲川西岸(左岸)の上今井に至る。中世には川東道から分岐する県道の道筋に準ずる間道の存在が推測出来るだろう。ちなみに黒田城は「くろのたじょう」と読ませる。

行き方はGoogleマップに位置登録されている南西側に建つ木工場、「WOODFACTOR ウッドファクター」を目標に設定して下さい。この木工場から林道をそのまま車で進めば10秒以内で該地となる。ちなみにストリートビューを使えば仮想リア攻めが誰でも出来る。

築かれた年代は不明、お住まいになられていたのは里俗伝から赤塩某とされる。「長野県町村誌」には、「本村(赤塩村)の巽(南東)の方にあり。山上一平地東西四十間(約72m)、南北六十間(約108m)、凹字形をなす。東は山に接し、西北断崖数十丈、南は平坦にして追手あり。里俗伝に年月不詳、赤塩某居城せしと云ふ、事蹟不詳。慶安中(西暦1648年〜1651年)松平遠江守(飯山藩松平家初代、忠倶)検地の際林地となる。」とある。

該地の赤塩郷は、嘉歴四年(西暦1329年)三月、諏訪社上社の神事に勤仕する武士等の結番を定めた鎌倉幕府下知状案、御射山の条に、「右頭、下浅野並小嶋、付大隅孫三郎入道知行分、太(大)倉郷大隅彦四郎知行分、赤塩郷地頭等、」とあるのが文書上の初見、赤塩郷地頭の名は書かれないが、孫三郎と彦四郎は島津氏の一族と推測されており、これ等と同一条に纏められた事を斟酌すれば、島津氏が地頭職であった太田庄に属する郷村と考えて間違いは無いだろう。彦四郎の知行地、大倉郷に南接する地域でもある。何れにせよ赤塩郷に地頭職があった事は確実なところであり、町村誌が言う赤塩氏とはこうした地頭が在名を名乗った氏族なのかもしれない。又、天正十年(西暦1582年)七月十三日、上杉景勝が島津淡路守(忠直)に宛行った「地方之覚」に記された領所の内に、「七百貫文 赤塩」が見られる。宛行われたのは長沼島津氏の旧領故だろう。

お城の現況は耕作放棄地等となっている。該地は信濃のお城の神が町村誌の記述を元に選び出した比定地であり、神は此処からやや北寄りの場所であった可能性についても言及している。但し、「凹字形をなす。」からすれば、個人的にはやや南東寄りの耕作地や果樹園の位置がこれに比定されると思うのだが…信者としては背後から刺されて当然のあるまじき考えだろうか。林道整備(城域は削られて分断している。)等、後世の改変著しく城郭遺構は見出せないが、南辺の一部に堀形様の地形が確認出来る。が、飯綱町の果樹園は水田を転用したものが多いそうなので、単純に後世の用水路の跡とも見て取れる。

…帰り際には腹ぺことなったので前述の木工場まで戻り豆腐食品の自動販売機で、5個入り豆腐ドーナッツ、揚げ出し豆腐2丁、豆腐1丁を購入、HARDLINE VEGANも真っ青な昼食に…ドーナッツはともかく箸が付いてなかったのでワイルドに手掴みで食す…見兼ねた木工場の方が走って割り箸を持って来てくれたけど既に手遅れ、完食じゃ。

…山城に登るようになってからか、以前だったら躊躇してた事が今では何の疑問も持たずに平気で出来るようになった。今後がとても不安です…

あ、黒田城はどうでもよいけど、オーダーメイドの家具が欲しくなったら前述の木工場、WOODFACTORさんを訪ねるとよい。「いいづな歴史ふれあい館」にも立体地形模型の納入実績があるフレンドリーな職人さん一家だ。沢山の楽しいお話しをありがとう。

※豆腐を手掴みで食べる時はパックから手の平に全部出した後にかぶりつこう。パックから細かく摘んで食べてると失敗する。醤油をかけるタイミングも手の平に出してからがよい。何れにせよ口の周りは豆腐だらけになるので、羞恥心の必要が無い山中、もしくはそれに準ずる場所での摂取を基本としよう。又、指先とかに怪我をしていると醤油が染みて痛痒い。怪我をしていない方の手を使おう。

※何の口コミなのかは知らん。

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