雨引城
雨引城([仙当城 周辺城郭])
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雨引城の口コミ情報
2025年01月29日 愛甲左京大夫【相模の狂人】
仙当城からさらに2kmほど山奥、麓を流れる二ノ入沢沿いに遡ったところにある城で、麓では林地整備の手は入っていますが城域は秘境と言って良いところでしょう。歴史も謎に包まれている様です。
(アプローチと登城ルート)
登城道もありませんが、二ノ入沢から林道が離れてゆくあたりから南隣の入ノ沢川へ向かう道へ少し進み、西の方から降りてきた尾根に取り付きます。車は道沿いの所々にある空きスペースに停めるしかありません。
林地整備が行われたところを過ぎれば濃い目のヤブ尾根で、主郭まで比高250m、距離1.5kmとかなりの長丁場です。とくに標高650mあたりの畝状竪堀の入った土壁の周辺を覆うツバキのヤブが手強いです。さらにこの土壁も相当な急傾斜で、登りでは手を使います。巻きルートも無いようです。
土壁を越えると難しいところはなく、少し進めば不思議とヤブも薄くなります。
下山時は尾根の分岐で迷いやすいので地図とGPSが必須です。
(遺構)
標高650mあたりの土壁に刻まれた畝状竪堀はよく見ないと分かりませんが、上の方に刻まれた堀切などはハッキリしています。
最初に現れる堀切は幅2mもなく、次の同じような堀切まで自然の尾根っぽいところが不思議です。次の堀切も似たような感じですが、西の端でS字カーブになっているので少しハッとさせられます。
そして3番めの堀切が一つ目の見どころでしょう。尾根を貫いた東側で突然深くなって、折れと分岐が入っています。
その上には堀切と渡る土橋、さらには土塁の切れ目に付けられた教科書のような主郭虎口が横たわります。これが二つ目の見どころでしょう。
これだけガッチリ守られた主郭には削平の跡もなく、自然の山頂そのもののような感じです。実に不思議な雰囲気です。
ともかくも比高も距離もあって道がないので、登山でもバリエーションルートの経験が必要と思います。また仙当城以上にクマにも要注意です。