御所館

御所館([割ヶ嶽城  周辺城郭])

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御所館の口コミ情報

2024年05月25日 内記かずりヾ(・ε・。)


御所館は割ヶ嶽城の南南東約3.6km、斑尾川西岸(右岸)、標高約575mの河岸段丘台地緩斜面上平場に立地した居館です。該地の大字は芋川御所ノ入である。

行き方はGoogleマップに位置登録されている「御所之入公会堂」を目標に設定して下さい。車も捨てられる。但し、居館の位置は特定されておらず、信濃のお城の神がこの公会堂の南側の一帯をそれと推測しているに過ぎない。

築かれた年代、お住まいになられていた方は不明です。「長野県町村誌」には、「村(芋川村)の西の方畝傍山にあり。東西三十五間(63.636m)、南北九間(16.364m)松大樹寸一株あり、此辺を字御所平と云ふ。蓋高貴の人の居跡なりと其伝を知らず。」とあり、「三水村誌」では、鎌倉時代に芋川荘地頭職だった信濃権守、大中臣盛実等の居館跡ではなかったかと推測する。何れにせよ「御所」の名が付く館の主は高貴な人物だった事に間違いは無いんだろう。治承二年(西暦1178年)正月廿七日には大中臣朝臣盛実が信濃権守に補せられており(「玉葉」)、元亨二年(西暦1322年)には地頭、大仲臣盛家が戸隠山中院に法華経印板を納めている。

「三水村誌」には、御所平の西の丘、芋川用水に臨む場所に「御所の寺」と呼ばれる塚があり、周辺には「屋敷」と呼ばれる平地があるとの記述があるが、肝心な「御所平」の地字が何処になるのかがはっきりしない。信濃のお城の神は「御所の寺」東側の窪地に御所館の位置を一応推測している。従ってリア攻めはそれを踏襲する以外に術は無い。

「御所の寺」の塚には地蔵二体がひっそりと藪の中に佇んでいる。今となっては近傍の方の認識にも無いがかつては大切にされてきた筈である。今回のリア攻めは不毛な作業に終わったけど、それでもこのお地蔵さんに出会えた事で満足だった。時代は変われど静かに時を刻み続けるその御姿に柄にもなく一目惚れ。好きー

※写真②は要るのか知らんけど北方から撮影した近景っす。

※写真⑤、⑥、⑦が文中にある「御所の寺」を撮影したもの。

※写真⑧が文中にある「屋敷」の場所、正確には「中屋敷」らしい。写真は今冬に通り掛かった際に撮影したもの。当日のリア攻めの6件目だったんで探索は諦めてしまった。

※ちなみに最近のおいらは該地の長野県上水内郡飯綱町に住みたいなと思い始めている。

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