古城山城

古城山城([霞城  周辺城郭])

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古城山城の口コミ情報

2023年03月19日 国府左京大夫城介


海津城の北の備えとして築かれた山城

【歴史】
天文年間(1532~1555)に武田氏が築いた。一説には、川田對馬守(村上氏の家臣であったが、武田氏に敗れた村上義清が上杉謙信を頼って越後に逃れた際には同行し、上杉氏の家臣となる)の居城とも伝わる。

【遺構】
霞城の東に約900mに位置する古城山(標高544.2m/比高196m)に築かれている。
主郭は長方形で土塁や虎口があり、南側には深さ7mほどの薬研堀を含めた四連続した堀切がある。また、主郭を中心に北西尾根、北東尾根にそれぞれ段曲輪を設置し、北西尾根には堀切が残る。尾根の北側斜面には複数の竪堀を設けている。

なお、北西尾根の先端には古墳(大室18号墳)も残っている。

【感想】
海津城(松代城)の北側にあり、霞城よりも標高が高く、主郭からは、越後方面を一望することができ、川中島の戦いでは海津城の北の備えとして役目を果たした城だと思われます。周辺の霞城や尼厳城のような石積みは使用していないので、拠点というよりは砦的な立ち位置だったのではないでしょうか。見所は主郭背後の大堀切で、見事な薬研堀となっています。

この城は地元の小学生が毎年登っているためが、整備も程よくなされており、斜面が厳しい箇所もかなり真新しいロープが張られていました。しかし、登城路である北西尾根は綺麗ですが、北東尾根は伐採した木が置かれており、通ることが出来ませんでした。なお、国土地理院の地図からだと、西の大室側にある「大室温泉まきばの湯」から城域に繋がる道が確認できるが、実際は立入禁止となっており、使用することはできません。

【アクセス】
長電バスの屋代須坂線(途中で松代駅を通過する路線)の川田駅から徒歩10分で登城口。

【写真】
①登城口
②説明板
③北西尾根の堀切
④主郭下の曲輪
⑤主郭
⑥主郭背後の大堀切
⑦四重堀切
⑧主郭からの越後方面を望む

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