滝ノ入城
滝ノ入城([福島正則館 周辺城郭])
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滝ノ入城の口コミ情報
2021年05月19日 内記かずりヾ(・ε・。)
滝ノ入城は福島正則館の北方約3.5km、標高786.6mの屠屋場山山頂に主郭が存します。北西麓の長野県道358号線からの比高は350m位でしょか。
行き方は幾つかありますが、Googleマップに位置登録されている西麓の岩松院を目標に設定して下さい。このお寺さんの裏手に登山道入口が付いてます。道は整備されていますが、距離も比高もあるし終盤は急坂となるので結構疲れます。途中には雁田小城、雁田大城という二つのお城も存するので合わせて訪ねましょう。
実は2年前にリア攻めを断念しています。理由は滝ノ入城の北西尾根に存する二十端城を経由するルート(今回も同じルートです。)を選択したのですが、二十端城の城域内で熊さんに2回遭遇してしまいまして、同じ熊さんだと思うけど3回目は流石に勘弁という事で撤退しました。この辺の山塊には必ず熊さんが棲み付いています。特に二十端城の通称Dブロックはその可能性が極めて高いので注意しましょう。今回自分は熊鈴×2+BOSEのスピーカーでHIP-HOPを大音量で鳴らしながら登城しました。全くの気狂いですが、今回は失敗したくなかった(自分にとってトラウマ城でもあるのでこれっきりで卒業したい…)のでしょうがないです。
築城年代、築城者は不明です。立地から二十端城や雁田城の山側背後を守る感じですが、自分の印象ではその成立は最も古いように思えます。主郭切岸には石積みが残り、相当量の崩落石も確認出来ます。主郭東側背後の尾根を下りると連続堀切で尾根をぶった斬っていますが、早い時期に廃城になったのか、それとも高所故に必要無かったのか知らんけど、それほど造り込まれた感じはありません。又、主郭から西南には千僧坊と呼ばれるほぼ同一標高のピークがありますが、通称千僧坊曲輪として物見の役割を担っていたと考えるのが常説となっています。
滝ノ入城を頂点として西方へV字形に4つのお城が存しています。縦走すると1日掛かりますし、簡単には重い腰を上げる事は出来ないでしょう。自分は今回の縦走リア攻めを成功させたので次回はもう無いと思います。が、二十端城だけならかずり隊列の真ん中で3人以上ならアテンドしてもよいので興味が湧いたら伝言してみて下さいまし。
※縦走すると固定熊ベルの設置箇所が三箇所あります。そういうお山です。