雁田城大城(苅田城大城)
雁田城大城(苅田城大城)([福島正則館 周辺城郭])
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雁田城大城(苅田城大城)の口コミ情報
2024年09月21日 RED副将軍
石塁が点在する高梨氏が改修したとされる要害
オススメ度 ★★★⭐︎⭐︎
築城年代は不詳。在地土豪である狩田氏や荻野氏の城跡とされ、城主な名に苅田繁雅などが伝わります。
麓の岩松院はかつて荻野氏の居館であったと伝わり、雁田城は詰め城であったとも云われます。
戦国時代となると中野に勢力基盤を築いた高梨氏の勢力下となり、現在に残る遺構はこの頃に改修されたものと考えられています。
1561年に武田氏の侵攻により支配された様で、さらに武田氏が滅亡すると上杉氏による支配となりました。
見所
岩松院の北側に東から西へ伸びた尾根の標高533mの小ピークに築かれており、大城と小城からなります。
小ピーク頂部を削平し、堀切で区切られた5つの郭で構成された連郭式です。
急峻な地形を利用した要害であり、石塁が点在しています。
行き方は、岩松院の山門北側から登城路が付いています。比高は約180mですが整備された登城路です。
2021年05月21日 内記かずりヾ(・ε・。)
雁田大城は福島正則館の北西約3.7km、標高786.6mの屠屋場山から西方へ延びる尾根上、標高約528mのピークの一つに主郭が存します。南西麓の岩松院からの比高は170m位でしょか。
行き方は同じ福島正則館のリア攻めマップにある雁田小城を参照して下さい。雁田大城までは20分位ですが、足場の悪い岩場の急坂を登る事になります。
築城年代は不明ですが、築城者として在地土豪の苅田氏、萩野氏が推測されています。この地域に高梨氏の勢力が伸張すると雁田小城、滝ノ入城、二十端城と共に高梨氏支配領域の南端を守る城砦群の一つとして整備されていたようです。
謎な感じの雁田小城と違い、大城の方はしっかりと山城しています。小城はこの大城の物見の任を担っていたものとする解説もありますが、本城より低い所に物見を築くとは到底考えられないので、純粋に大城の前哨線、もしくは居館城だったと個人的に思います。自分は両城を別に紹介していますが、実質的には一つの城として機能していた事でしょう。
お城は素晴らしいです。大きく見て3つの郭で構成されており、それに小郭が幾つか付随しています。急峻な為か尾根筋を外す事は一切ありません。城域は7条の堀切でぶった斬っていますが、その中の4条で4重堀切を構成しています。又、土塁や石積みなんかも確認する事が出来ますね。
主郭には東屋が建っていてほっこりさせてくれますが此処にも固定熊ベルが設置されています。登山道は大城までなら比較的安心出来ると思うのですが、熊さんの行動半径は広いし、南西麓にも下りて来るらしいので用心に用心を重ねましょう。自分は何事かを叫びながら固定熊ベルを狂ったように鳴らした後に写真撮影を始めました…側から見たら気狂いですわ…
整備されている登山道が城域を貫通しているのでとても散策し易いです。夏場の時期、藪が酷くなると堀切なんかがもやっとしてしまいますので、時期を選んで行くとよいでしょう。お近くに来たら皆様も是非訪ねてみて下さいまし。
※スポットは城友さん作成のものを活用させて頂きました。ちなみに雁田、苅田のどちらでも正解ですが、自分は信濃のお城の神に準じました。往時付近は狩田と称する地名の記述があったりもします。
2021年03月21日 赤かぶ【】
苅田城【大城】は小城から更に南へ進んで行きます。
登城道は急斜面で何箇所かロープを使う所があります。
更に堆積した落ち葉で滑りやすくなっていますのでご注意を!
ちなみにですが落ち葉は柏の葉が多いんです。柏餅食べたくなりますw
大城手前にはこの城最大の難所巨大な崖岩が!ロープがありますのでこれを利用して、よじ登って行くんですが結構恐怖です!怖がりなのでw
小城から約25分で主郭北側の堀切が見えてきます♬︎堀幅は広かったです!
主郭には僅かな石積み♪プチ土塁があります!!
東屋や案内版もあるのでちょっとブレイク出来ます。
すぐ南側には幅広の堀切!
郭を経て数条のプチ堀切を確認する事が出来ました!!
苅田城(大城・小城)大変楽しいお城でした☀︎
① 主郭北側の堀切
② 登城道
③ 主郭石積み
④ 主郭
⑤ 主郭土塁
⑥ 主郭南側の堀切
⑦ 城郭南端の堀切
2021年03月20日 赤かぶ【】
苅田城【小城】は岩松院さんの背後にある山城です!
大城と一体で苅田城(雁田城とも言う)と呼ばれてます!大城の主郭部に対して小城は物見の城といわれていますが、解明されていない点もありますのでなんともです。
先人さまのクチコミの通り登城口は岩松院さんから!駐車場もお借り出来ました。
ハイキングコースにもなっているため、所々入口の案内が出ていますので迷わないと思います。
それに併せて熊さん出没の案内&熊さん除けの鐘も出ています!季節によってはご注意下さい!!
なお八ちゃぁんは出ません!落語では時々セットで出てきますが(笑)
入口案内&鐘から落ち葉の堆積した急斜面を登って行きます。
約5分程で小城の石積みが見えくるんです♬︎
結構大規模な石積みを見る事が出来ます!
場所によっては1mほどの石積を数段に積み重ねている所もありました♪
主郭南側には堀切も見られ、大城への道を断ち切っています。
大城への道のりは小城以上に険しいため、自信のない方は小城だけでも見るのも十分に楽しめると思います!
ただ足元の装備&熊さん対策はちゃんとした方が良いですよ!!
大城については後ほど☀︎
① 登城口
② 石積みの階段
③ 主郭!背後に大城
④ 段々石積み
⑤ 主郭南側の堀切
⑥ 主郭北側部の石積み
2020年07月22日 大隅守上
登城口となる若松院
ここには葛飾北斎の天井画あり、この天井画は当時のまま色褪せず残ってます。
また小林一茶の俳句で[やせ蛙負けるな一茶これにあり]を読んだ池があります。その近くに福島正則廟があるので
城跡を見た後は立ち寄って下さいね