鴨ヶ嶽城
鴨ヶ嶽城([高梨氏城館 周辺城郭])
高梨氏城館 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「鴨ヶ嶽城」の地図・口コミがご覧頂けます。
※「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。
鴨ヶ嶽城の口コミ情報
2025年01月09日 ほりーないと
初めて行く山城はドキドキするものです。北信(長野県北部)の雪化粧した鴨ヶ嶽城・鎌ヶ嶽城へ行ってきました。説明板の縄張り図のとおり、この二つのお城は尾根続きにあります。口コミを読むと登るのが厳しい山城だと思いましたが、ウォーキングコースとして整備されていて、城友様たちのおかげでスンナリと登城できました。何人も登山客さんにお会いしました。
鴨ヶ嶽城の二の曲輪にはベンチがあり中野市街地の眺望を楽しめます。悩みの藪は雪にうまく覆われ、堀切が美しかったです。程良い積雪量だったので鎌ヶ嶽城の石塁をしっかり見ることができました。この山城を築城したとされる高梨氏の強さを感じました。
雪のお話
長野県は雪深い所とイメージする人が多いと思います。長野県はとても広く気候も歴史も地域によって全く違います。雪が多く降るのは一部の地域です。高梨氏城館・鴨ヶ嶽城・鎌ヶ嶽城がある中野市の積雪は交通に大きく影響する程ではありません。きちんと除雪されていて高速道路からも近いです。雪の中では誰かの足跡を辿ると良いと聞いていたので、城友様の足跡を追いかけました。体力消耗を押さえることができて歩きやすかったです。強い寒波などでは雪が普段降らない所も降るので、事前の天候確認は大事だと思います。
ご一緒した城友様たちに感謝です♪ このような城攻めができるのは城めぐの繋がりがあるからだと思います♪ 今回の北信の山城が城初めでした。今年も素敵なお城&お城好きの皆様との出会いがいっぱいありますように…
2024年09月05日 マグロ常陸介祐平
高梨氏城館の東側にある標高668.3mの山上に築かれた(比高差約300m)詰め城です。山頂の説明板には「この城は、室町時代から戦国時代にかけて、中野地域を根拠とした勢力(高梨氏など)が築き・・・」とあり、築城に関しての資料は見つかっていないようです。弘治元年(1555年)に、周辺の小島氏、夜交氏らが武田氏の軍門にくだりますが、高梨氏は鴨ヶ嶽城に籠ることもなく飯山城に退去したようです。
お城へは、日本土人形資料館を見学後に、妙法寺の裏の防獣柵を開け、ハイキングコースを登りました。登りきった場所が説明板と井戸と東山神社のある水の手郭に出ます。北側にはすぐに大きな堀切があり、その先が最高部の本郭となります。本郭には南側のみ土塁が見られます。本郭の北側の堀切を越えると小さな段郭が並びやや下ったところに堀切があります。この堀切で引き返し、水の手郭の南側へと進みます。ここからは道はありますが、かなりの薮となります。尾根道を緩やかに下ると堀切があり、その先の郭は西側を除き土塁が囲み、主郭よりも広さを感じます。この郭の南側には迫力のある二重堀切があり、その先には小さな段郭が並びます。段郭を下ると堀切があり、鎌ヶ嶽城と呼ばれるあまり平坦ではない広い郭に出ます(出城ではなく、鴨ヶ嶽城の一部という感じです)。その南側にも大きな堀切があり、石塁があるようですが、堀底まで降りたにも関わらず、石塁に気が付かないという失態をおかしてしまいました。説明板の縄張り図を写真に撮り回ったのですが、石塁のことも書いておいて欲しかったです。(前もって調べないのが最大の原因ですね)
連郭式の山城で堀切だらけのお城です。堀切好きな方にはオススメです。土人形資料館から説明板の城域を見て往復90分でした。
2020年11月19日 八咫右近衛中将千織
鴨ヶ嶽城専用駐車場はありませんが、日本土人形資料館の駐車場や付近に駐車スペースがあり、利用できます。城へは如法寺大悲閣観音堂の裏に進むと獣対策のフェンスと電気柵があるので、そこを進みます。あとは看板通りに進んでいくと辿り着けますが、足元は石がゴロゴロしており、歩きにくいです。
最初の方はただの登山になります。鴨ヶ嶽城本丸手前の堀切や本丸からの景色を見たら疲れが飛びます。そこから尾根続きにある鴨ヶ嶽城の支城、鎌ヶ嶽城に行くまでは素晴らしい堀切達が待ってくれています。笹藪がヒドイ所もありますが、頑張って突破してください、堀切と石積が待っています(石積の辺りでスズメバチが飛んでいたので気を付けて下さい)。
他に尾根続きで、箱山城もあるそうですが、こちらは縦走するより箱山城単体で行った方が良いと行かれた方が言ってました。