鐘撞堂山

鐘撞堂山([若槻山城  周辺城郭])

若槻山城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「鐘撞堂山」の地図・口コミがご覧頂けます。

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鐘撞堂山の口コミ情報

2024年04月05日 内記かずりヾ(・ε・。)


さて、全国108万人の煩悩抱えた鐘撞き野郎の皆さん、お待たせしやしたっ!ワクドキでしょ〜そう、今回の口コミはみんな大好き「鐘撞」地名の御登場っすっ!お城好きならその意味を知っていて当たり前の地名、城郭用語としても「矢穴」と並ぶ人気ワードの一つであり、城郭検定3級の試験問題には毎年必ず選ばれている…っぽい雰囲気を醸し出しながらも実はそうではないよとの指摘もある…んだけどはっきりさせる事も難しいとのある筋による見解が発表されたらしいて噂をある人が話しているのをかずりは遠くから間接的に耳にしている。

鐘撞堂山は若槻山城の東方約1.1km、土京川北岸(左岸)、標高923mの三登山の前衛山塊を構成する一つ、標高約526mの山稜山頂部に立地する狼煙台の類いです。西麓の舗装道路からの比高は25m位でしょか。南東側には用水路を挟んで同じ若槻山城のリア攻めマップにある土京城が立地する。ちなみに南麓の若槻大通りからの比高は90m位、西麓からの比高が低いのは地滑りによる土砂が山間鞍部を埋めた事によるものなんだろうか。長野盆地の西方山塊ではよく見られる地形らしい。

行き方はびっくりする事にGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい。取り付きは北西麓からとなり大きな地蔵が目印だ。車の捨て場所は周辺に一切無いので農作業中の方に頼み込むとよい。ちなみに山頂までは2分程度、初っ端でエレクトリカルな獣柵を跨ぐ必要がある。

築かれた年代、築いた方は不明です。少なくとも前述の土京城に関連するものである事に間違いは無い。「長野県町村誌」には土京城を描いた絵図の中に鐘撞堂山が見える。伝達先はアプリの登録城、若槻山城だろうか。

当然の知識で烏滸がましいんだけど一応説明…「鐘撞」は、中世に武士等が狼煙の替わりに陣鐘等を用いて情報の伝達を行っていた場所を示唆する地名、時間帯や天候不順によって不通となり易い狼煙よりは鐘の音で報せる方が遥かに有効な場合もあった訳だ。一心不乱に2-STEPを叩きまくる雑兵を想像すると血圧も自然と上昇するぜ。

個人的には5例目となるような…総じて薄過ぎる残念物件だし、その位置さえ定かでないものもある。城砦としての加工を一切必要としないのでその全てが単なる平場か地山だ。鐘撞きの場は鐘を撞いた時点で役割の100%を達成している。そもそも論で守る必要性が微塵も無い。

当然、なんの期待もしていなかったんだけど、ありっ?山頂には2箇所の張り出しを設けた段が付いている…段上は広めの削平地、土塁の残滓とも呼べる地形も見られ少なくとも地山ではないようだ。削平地上はかつて耕作でもされていたんだろうか、廃墟と化した休憩小屋も建っている。想像とは全く違う光景、良い意味で期待を裏切られた感じ…但し、薄い事には変わりがない。

物件としての紹介例は初出以外皆無なので参考程度に納めて下さい。ちなみに埼玉県大里郡寄居町末野にも同名称の低山がある。こちらの「鐘撞」は後北条氏の狼煙台との伝承が残る。おいらはこの地名を長野県固有のものかと思ってた。

※城域は明らかな私有地である。基本的に里山に立地する城館の殆どはそうだと言える。地権者が存在しないなんて事はまずあり得ない。おいらが近傍の方によく声を掛けるのは担保を得るためでもある。

※写真①は西麓からの近景、此処からの山登り感はゼロに等しい。

※写真②は取り付き、電流柵は誰でも跨げる。目印は少し変わったお地蔵さんだ。

※写真⑥は北麓の農業用水池、写真向かって左手を進むと土京城に至る。ちなみに池の畔上には時間の経った熊さんの痕跡が残されていた。

※口コミのイントロ部分は他の口コミからぱくったもの。訴えられても応じない。

※人気ワードの一つ〜令和五年度かずり調べによる。

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