篠の城(岳の城・御座平)

篠の城(岳の城・御座平)([横田城  周辺城郭])

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篠の城(岳の城・御座平)の口コミ情報

2026年08月04日 内記かずりヾ(・ε・。)


篠の城(岳の城・御座平)は横田城の北西約3.1km、犀川南岸(右岸)、千曲川北岸(左岸)、標高729.8mの茶臼山の前衛山塊を構成する一山、標高約543mの山稜山頂部を中心に立地する要害です。東麓の長野県道383号、犀口下居返線からの比高は180m位でしょか。ちなみに岡田 威ノ城とも呼ばれるらしい。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい…なんだけど、そのままじゃ行けないのは当たり前…城山は、有名な茶臼山恐竜公園・自然植物園の裏山でもあり、南西麓の新田集落から墓地へと上がる道を登り、耕作放棄地を通って城地へと取り付く。但し、現在の耕作放棄地の防御力が凄まじい。一面の人の背丈程の熊笹藪に覆われており、急な斜面にトラバースした方が遥かにマシな状態だ。ちなみに耕作放棄地の西側斜面からは長大な竪堀様地形が北西方向へ落ちている。城郭遺構かの判断は付き難いのだが、横移動するのに見事な障壁となった事から竪堀の位置としては適当かと思われる。

…この熊笹藪が無ければ登城は楽だが、それ相応の覚悟はしておいた方がよい。城域に入ったら入ったで信濃のお城の神でさえ調査を諦めざるを得なかったような竹林だ。苦労対効果が非常に悪いため、辿り着きたいという情熱を持った人でなければ登城は無理だと思う。ちなみに後の探索のためにも長靴を推奨する。お高いトレッキングシューズをこの手の物件で痛めてたら勿体無い。

築城年代は不明、築城者は布施氏の頼直と伝わっている。該地の更級郡岡田は、かつての布施御厨を構成していた八村の内の一つであり、平安時代の末期には平姓の布施氏が拠った所だが、治承、寿永の乱の際に没落したと考えられる。後の布施郷は、鎌倉時代以降、埴科郡英多荘の地頭職、滋野姓平林氏が地頭職を兼ねて本拠を置いた。文明三年(西暦1471年)、同郷は、平地を布施、高田郷、山地を平林郷として概ねで二分された事があったが、平林(布施)氏自体も後に所領が二分され、二系統に分かれた時期があったと伝わる(家督争いとも。)。同氏の詳細は長くなるので別の機会に譲る事にする。

信濃のお城の神が描いた縄張図を見ると5郭で構成されており、主郭から派生する東方尾根と北方尾根には段郭を連ねている。段郭は意外にもしっかりとした郭群であり、それなりの高低差は現在も維持されているため登り下りすると腹が立つ。城地へは南側から耕作放棄地の平坦地を経てから入るが、主郭と平坦地との間には大堀切と言ってよい中土塁を設けた二重堀切を穿っており、この要害における唯一のまともな見所となっている。尾根筋を除けば殆ど崖地に近い急峻さ、特に主郭部は背後に竹林が迫り行動の自由を奪われたようで非常に窮屈だ。全体的には探索すら拒む部分が多く写真撮影すら難しい。結果的には藪の少ないごく狭い範囲を右往左往していただけのような気がする。

謂わゆる竹林バトルがすっかり苦手になってしまったなぁ…もう、理屈抜きに痛いのよ…曲がらないし枯れてても折れないし、普通の藪漕ぎとは全く次元が違う障害だわさ。「切り傷や擦り傷なら構わない。頼むから眼だけは勘弁してくり…」て念じながら毎回探索しちょる。そりでも「この先には何かがあるんじゃないかな…」等と適当な理由を付けてどんどん竹藪に入って行くんだからめぐら〜て本当にしょうもない生き物だわ…全てのHARDCOREめぐら〜に栄光あれ〜

※耕作放棄地〜縄張図外だが城域は此処から始まっているように思う。推測するに武者溜りの部分ではないだろうか。主郭とも殆ど高低差が無い場所だが、いきなり二重堀切から縄張が始まるのは不自然なように感じる。

※このお山には何だか判らないけど何かが棲み着いている…あ、心霊的なもんじゃないっす。

※周辺には「信濃の山城と館2、更埴・長野編」に未掲載の物件が数多い。

※竹林バトル〜対象は竹藪だけどテクニックより気合いと根性が大事だとされる。シンプルな所作の中にも個々の精神性が重んじられている訳だ。興味を持っためぐら〜には資格の一発試験を奨めているんだけど、何故だか日本城郭検定の受験日とは毎年のように重なっている。ちなみに旧国名での資格取得者の出身国内訳では、伊賀、常陸の人が圧倒的に多いんだそう。おいらは竹バト1級の資格を持っているんだけど昇段試験は長い事受けていない。

※資格の一発試験〜まさかとは思うんだけど…試験についての質問は一切受け付けていない。フルシカトするんでそこんとこ夜露死苦〜

※写真①には雪が見えているんだけど季節外れな訳ではない。実は猛暑の中、涼を求めて呪文(メテオロジンクス)を使って降らせたものなのら。そう、おいらはハリポタ界にも進出出来るファンタジーめぐら〜でもあるのら。

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