清滝城(英多城・東山城・奇妙山城)

清滝城(英多城・東山城・奇妙山城)([尼厳城  周辺城郭])

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清滝城(英多城・東山城・奇妙山城)の口コミ情報

2025年01月17日 内記かずりヾ(・ε・。)


さて、おいらの経験上、信濃の山城の比高差は登城口から概ねで120m〜220mの間に集中していると思う。つまりは山頂でもなければこの辺りが限界て事なんだろう。長きに亘る籠城に及べば生活の場ともなる訳だから高所に築かれた要害はこの点において多分に不利な要素を抱え込む事となる。今回紹介する物件はそんな「平均」を嘲笑うかの様な物件、登城とリア攻めは経験に加えて、運動能力、体力、忍耐力が必要、多くの人にとっては単なるお城廻りとはいかなくなる筈だ。

清滝城(英多城・東山城・奇妙山城)は尼巌城の東南東約1.8km、藤沢川北岸(右岸)、標高1099.6mの奇妙山山頂部を中心に立地する要害です。西麓の岩沢公民館からの比高は625m位でしょか。アプリの登録城、尼巌城とはそれなりの距離はあるが尾根続きで連絡している。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい…なんだけど、そのままじゃ行けないので以下を参照してくらさい。

奇妙山は隣峰の尼巌山と共にトレッキングコースが設定されている。コースマップが長野市のホームページからダウンロード出来るのでそちらを参照しよう。但し、尼巌城を経由する「尼巌山登山(東条側コース①、②、③)」は選択しない方が無難、尼巌城のリア攻めも含めれば下山まで丸1日を要するし、コース自体もアップダウンを繰り返す。奇妙山だけを目指すなら「奇妙山登山(東条側コース)」を選択しよう。スタートとなる岩沢登山口からの総延長は2.07km、所要時間は1時間50分と設定されている。ちなみに寄り道したり写真撮りながらだけど、1時間58分で山頂に到達、城域内外の探索は二度と来ない事を前提に2時間34分、下山に要した時間は所々を走ったりして38分、そう、おいらは下山する事に寄せまくっためぐら〜なのだ。

築城年代、築城者は不明だが、該地の清滝は埴科郡英多庄東条に属していた事から、東条に拠った東条氏に関係する要害であろう。尼巌城の搦手側に位置し、同城と共に戦国時代にも利用されていたと考えられている。お城は一次史料にも登場し、高位標高の物件にありがちな色物感は全く無くしっかりとした普請が成されている。

建武三年(西暦1337年)正月十七日、難波太郎左衛門尉助元宛、村上信貞證判には、「市河刑部大輔助房代難波太郎左衛門尉助元軍忠事 右村上源蔵人(信貞)殿為信州御静謐、御下向之間、㝡前馳参御方、今月十三日、同十七日両度、馳向英多庄清瀧城、致軍忠上者、賜御一見書、御判、為備後代亀鏡、恐々言上如件、」、建武三年正月十八日、市河左衛門十郎経助、同三郎助康宛、小笠原貞宗證判には、「市河左衛門十郎経助、同三郎助康軍忠次第 右、為英多城御破却御発向之間、今月十三日、同十七日両度、馳向彼城、㝡前致軍忠候上者、賜一見書證判、為備後證、恐々言上如件、」とあり、「清瀧城」、「英多城」として清滝城がそれぞれ登場する。両證判は、北条時行に与して英多庄内、清滝城に籠城した保科氏等を攻めた際の市河経助等の軍忠を証したものだが、時期から判断すれば鎌倉時代の末期には同城が既に存在していた可能性を示唆している。

お城は天険の岩山を活用、山頂部を削平して主郭とし、主郭からの北東尾根、北西尾根、南尾根に腰郭を持つ殆ど単郭の縄張、主郭には削れた土塁が確認出来る他、「蚕養神」と刻まれた巨石、別に石祠が鎮座する。又、埋まり気味のものが多いとはいえ、山尾根の何れの方向にも堀切を穿ち、特に南尾根のものは二重堀切となっている。推測するに狼煙台や物見台の類いであろうか。要害としては手狭に過ぎるし水の手も無いようだ。ちなみに怒られるかもしれないが、個人的には北東側へ向いた縄張のように思える。

誰しもが息も絶え絶えに登る尼巌城だけど、それを眼下に収めているのがこの清滝城、あんまし簡単にこの言葉を使いたくはないんだけど、登城は間違い無く「低登山」になる筈だ。但し、岩盤層や巨岩が所々に露出する登山道なんかは山登りが好きな人なら楽しめるんだろう。

※熊さんの活動時期における単独登山は勇気が必要、登山道を軸に考えれば奥山に当たるので尚更だ。

※登山系アプリのログを確認すると総移動距離は5.8kmだった。結構な距離を探索と寄り道に使っているなぁ…ちなみに山歩きに慣れている方なら長靴でイケる。

※英多庄〜皆神山の北麓一帯を東条、舞鶴山の西麓一帯を西条とする。中条の範囲は不明だが、現在の松代町東条上荒町には中条の地名が残っている場所があるそうだ。英多庄の開発は近世以降の松代の発展にそのまま繋がる。

※写真①は皆神山北西麓の大日池から撮影した奇妙山、清滝城の遠景、特に南側斜面は断崖の岩場を形成している部分が多く今も人を寄せ付けない。

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