陣場平

陣場平([松代城  寺社・史跡])

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陣場平の口コミ情報

2021年08月24日 内記かずりヾ(・ε・。)


陣場平は松代城の西南約2.3km、標高694.6mの手城山から北方へ延びる山塊尾根上、標高約490mの斜面上平場に築かれた第四次川中島の戦いにおける上杉勢の本陣と推測される場所です。

上杉勢が布陣した事で有名な妻女山ですが、「西條山」の名称で軍鑑には登場し、江戸時代の地図でも西條山となっているらしいです。現代の様々な地図でも情報が錯綜しているのか、今一この妻女山がどのピークを指すのか理解し難い。陣場平西側の標高約512mピークを指すものなんでしょか。少なくとも妻女山のピークが此処だとする情報や資料、地図に出会った事がありません。妻女山展望台のある場所は往時も独立した山とは認識出来ないでしょう。

第四次川中島の戦いの詳細は確実な資料が一つも残されておらず、世間巷間に流布した合戦の様相は殆ど想像でしかありません。様々な新説も後世提起されていますが、裏付け出来ないのでこれも想像の範疇です。ただ色々研究する余地があるということは浪漫を掻き立てられますね!

さて、武田氏に忖度した軍記物である甲陽軍鑑にのみ記述が見られる有名な啄木鳥の戦法ですが、素人目に見ても眉唾物じゃないでしょか。一万ニ千の別働隊があの険しい山中を移動(理解出来ない方は行ってみるべし!隊列はほぼ一列になる。長さは2km以上に達するでしょう。)し一万三千が籠る陣城を攻める…行軍中に襲われたら悲惨でしょうし、攻陣の為に軍勢を再集結させるなんて出来る訳が無い…歴戦の将が進言し、慎重な大将が取る策とはこの程度のものなのかなと…ちなみにこの別働隊、妻女山に攻め登るイメージですが、実際は攻め下る形になります。

自分が考える合戦の様相もあくまで想像に過ぎませんが、上杉勢が武田勢の動きを察知したのは間違い無いと思います。しかしそれに対するリアクションは包囲を恐れた撤退だったんじゃないでしょか、退路を断つ武田勢本隊と霧中(当日の気象に関する資料は無い。)で遭遇、敵中故に常に背水の上杉勢が必死(死地である。)で戦った故の結果に過ぎないんじゃないかと…決戦を望んだとされる謙信だけど、一杯血に塗れる状況だし、それならば善光寺に五千の兵を残したのも合点がいかない…

合戦に対する私見は突拍子も無いものを除けばそれを提起した人数分成立します。皆様も川中島合戦場を訪ねて御自身の想像を逞しくして下さいまし!

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