亀井城

亀井城([葛尾城  周辺城郭])

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亀井城の口コミ情報

2024年04月10日 内記かずりヾ(・ε・。)


亀井城は葛尾城の南東約6.8km、千曲川北岸(右岸)、標高1077mの虚空蔵山から東方へ伸びる尾根稜線上、標高約1073mの小ピーク上に立地する砦です。南麓の国道18号からの比高は640m位でしょか。一般的な山城と比べて3倍強の比高差は信濃でも大変珍しい。

行き方はGoogleマップに位置登録されているのでダイレクト設定して下さい…なんだけど、そのままじゃ行けないので虚空蔵山の座摩(ざますり)神社コースてのをネットで検索してから登ってね。虚空蔵山の東方尾根稜線上へ出た後、右手へ2分程進めば同じ葛尾城のリア攻めマップにある積城に、更に3分程進めば該地に至る。行き方は他にもあるんだけど、最もダメージが抑えられるのがこのルート、但し、はっきり言って低登山である。

築城年代、築城者は不明です。一般的には村上連珠砦と呼ばれる城砦群の一つとされる。村上連珠砦は虚空蔵山と太郎山の山塊に総計17を数える城砦群、名称のままだと築城者は村上氏て事になるんだけど、そうだとは言い切れないものも幾つか含む。大体にして村上連珠砦と呼ばれる根拠がよく判らん…伝承故なんだろうか。

お城の案内板も立っているが比定地である。但し、この小ピークには明らかな人工の跡、削平が見られる。村上連珠砦は概ねで虚空蔵山山頂部に立地する虚空蔵山城の支砦群であるとも解釈しているが、それに従えば虚空蔵山城に付随する物見の場て事になるんだろうか。信濃のお城の神は城域東側下段の大岩を物見の場と推測しているが、別に此処に限定しなくとも急峻な尾根稜線上はどんな場所でも展望が開けている。総じて言えば、砦と称するのも烏滸がましい尾根稜線上の狭小な削平地である。

お城っぽく見えるように必死で撮影アングルを探していたら、縦走中の登山者に、「山城ですか?」と声を掛けられた。大抵の場合なら何を撮っているのか恥ずかしさ満点で説明しなきゃならないんだけど、村上連珠砦はそれぞれに案内板か説明板が必ず設置されているので、少なくとも興味の無い方でも登山道の各所に訳解らん山城みたいなものが存在するて事は知っているようだ。この登山者に太郎山まで一緒に登る事を提案されたけど、この後のリア攻めが当日のメインなおいらは当然、丁重にお断り…理由を説明したら、「え〜それだけのために此処まで来たんですか〜」と返される。山城ブームてあるけど、たぶん一部の間で言っているだけの話だと思う。

…先月、別の村上連珠砦を2件訪ねた際に思ったんだけど、標高700mと標高900mの環境の差がこんなにも違うものなんだて事にびっくりした。当日は快晴、標高700m地点では少し動くと汗ばむ陽気でインナーを1枚脱ぎ捨てたけど、標高900m地点では弱風とはいえ風が冷たく、気温で−10℃、体感温度は更に低く手が悴む程、寒くて居ても立っても居られない状況だった。単純に冷えてきたのかなとも思ったけど、巻きでリア攻めを終えて急いで下山、標高700m地点に戻ってみたらやっぱり暑い。同地点では気温も確実に上昇している。季節の変わり目に伴う現象なのかもしれないけど、里山とはいえ防寒対策の準備だけは常に怠らない方がよいと痛感した。

山城て標高が高けりゃ高い程有効であると思いがちだけど、籠城に及ぶ場合には生活の場ともなる訳で、環境、水の手等にマイナス要素を多分に含む事となる。元から高度の高い信濃の要害でも平野部との比高差が概ねで200m前後に抑えられているのはそれが理由の一つでもあるんじゃないかな。山頂部に築かれた要害は意外な程少なかったりもする。

※かずりが培った撮影テクニック、「何でもない土の起伏を城郭遺構の様に撮る。」も撮影対象によって限界がある。

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