森将軍塚古墳

森将軍塚古墳([屋代城  寺社・史跡])

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森将軍塚古墳の口コミ情報

2025年03月29日 内記かずりヾ(・ε・。)


さて、おいらはこの分野においては全くの門外漢だし、アプリユーザーには多くの先達がいる事も知っている。それでも口コミするその心底は…古墳マニアに女子が多いとからとかそういう問題じゃないのさ。この口コミはあくまでも挑戦だ。素人が一夜漬けで勉強して一体どれだけの事が語れるのかていう…が、本題に入る前に一つだけ言わせてくり、おいらぐらいに山中の(崩れた、もしくは古墳とは到底思えない…)古墳を見てきた山城好きもそうはいないだろう。この点だけははっきりと自慢出来るし、たぶん皆さんの想像を遥かに超えている。

森将軍塚古墳は屋代城の東南東約0.6km、沢山川西岸(左岸)、標高651.7mの有明山から東方へ伸びる尾根中段上、標高約492m地点の平場に立地する古墳です。北西麓の千曲市森将軍塚古墳館からの比高は135m位でしょか。ちなみに「森」は地名で森さんて将軍の墳墓ではない。

行き方はGoogleマップに位置登録されている前述の「千曲市森将軍塚古墳館」を目標に設定して下さい。基本的にはこの資料館からバスで登るか徒歩で登るかの2択である。バス料金は中学生以上で片道300円、往復500円…山城に慣れたおいらは徒歩で登るふりをしてバスをしっかりと選んでいる。

森将軍塚古墳は埴科古墳群に含まれており、同古墳群内の、有明山将軍塚古墳(過去に通り過ぎた事がある。)、倉科将軍塚古墳(同じ屋代城のリア攻めマップにある倉科城の一郭と化しているのでじっくりと探索している。)、土口将軍塚古墳(知らん。)と共に国指定の史跡である。

前述の4基の古墳は比較的に大型の前方後円墳であり、同地域にこれ等が集中するのは、かつてこの場所が「科野のクニ」の中心地だったから。現在の長野県は正に此処から始まった訳だ。長野県立歴史館が県庁所在地の長野市ではなく何だか微妙?な千曲市にあるのはそういう理由なのかな。

築造年代は不明だが四世紀の中頃、古墳時代の前期後半に当たるらしい。被葬者も不明だが「科野のクニ」の王(首長)だと推測されている。根拠は古墳がでっかいから。

古墳は前方後円墳だけど、皆さんが想像するような鍵穴形状とは少し異なっており、山尾根上の限られた部分での築造が求められた結果、左右非対称、前方部と後円部の中軸線がずれて「く」の字状に少し折れた形となっている。小ちゃくすればよいじゃん…とか思っちゃうんだけど、この大きさに拘る程の人物が被葬者だった訳なんでしょうがない感じなんだろう。

築造は、盛土する際に石垣によって墳丘内部を区画する独特な工法が採られ、盛土の表面を覆う葺石によって墳丘の形状が整えられている。又、墳丘の袖部は垂直に近い角度で立ち上がっているが、これは狭い尾根上の平坦地を全て活用した事に起因しており、森将軍塚古墳の大きな特徴の一つともなっている。

石室は長大な竪穴式、東日本最大級のものであり、床面積?となると日本最大らしい。棺は確認されず、過去の盗掘により副葬品の殆どは持ち去られていたそうだが、三角縁神獣鏡が副葬されていた事が判明している。ちなみに石室は前述の千曲市森将軍塚古墳館に原寸大で再現されており、お金さえ払えば誰でも見る事が出来る。

(;´・д・)…ふぅ 、久しぶりに凄く頑張ってみたよ。慣れない文字ばかりで調べるのは凄く苦労したぜ、趣味てのは道楽だけど、一歩間違えれば苦行に近いわ…ちなみにGoogleマップの航空写真でも古墳の形状、あの「前方後円な感ぢ?」がはっきりと確認出来る。そんぐらいの規模のデカ古墳なのだ。が、なんつうかねぇ…言い難いんだけど、改めて上空から俯瞰してみると、モザイクは要らないのかな?とか心配になっちゃうような形状なのさ。後円部は正円形を成しておらず妙に不整形な楕円形だしねぇ…あ、やば、こり以上語ると埴輪で頭をかち割られると思うんで止めとこう…既に狂信的古墳マニアによって結成された闇の実行部隊、「前方後援会」の◯すリストにおいらの名前が載っているかもしれん…

※現在の姿は再現されたもの。発掘調査が行われる以前は殆ど山林だった。

※古墳圧?みたいなのが凄いんでおいらみたいな素人でも普通に楽しめる。ちなみに屋代城の主郭とはほぼ同一標高、互いを遠景として見る事が出来る。

※常に見学者が絶えない。無人の古墳を撮影するのは至難の技だ。

※四世紀〜文献は存在せず、日本史においては空白の時代なんだそう。考古学的な発見が全てな世界らしい。

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